中量級のオフィシャルテスト2日目は20日、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、初日に転倒を喫して総合14番手だったマルコ・ベツェッキが2度目のセッションとなったセッション5で昨年樹立されたベストレースラップ(1分41秒539)とオールタイムラップレコード(1分41秒182)、初日の1番時計(1分40秒848)を非公式ながら大きく上回るトップタイム(1分40秒448)をマーク。2日間の総合1番手にジャンプアップした。
初日総合5番手のアロン・カネトは、0.262秒差の総合2番手に浮上。初日総合1番手のレミー・ガードナーは、14番手に後退したが、初日のタイムで総合3番手。ホルヘ・マルティン、トーマス・ルティが続き、初日総合6番手の長島哲太は、0.741秒差の総合9番手だった。
ホルヘ・ナバーロ、エネア・バスティアニーニ、エクトル・ガルソ、ハフィス・シャーリン、ロレンソォ・ダッラ・ポルタが転倒。イェスコ・ラフィンとエドガル・ポンスは2度の転倒を記録。ジェイク・ディクソンは、2コーナーで転倒を喫した際に右手の親指を負傷したことから精密検査を受けるためにイギリスに帰国することになり、最終日を欠場することになった。
オフィシャルテストは、21日まで当地で開催。
『VideoPass』では、2月19日からヘレス・サーキット、2月28日からロサイル・インターナショナル・サーキットで開催されるオフィシャルテストの動画を配信。