ＨＲＣ＆マルケス兄が４年契約に合意

ホンダ・レーシング（ＨＲＣ）は２０日、２０年末まで契約を結ぶ２７歳のスペイン人ライダー、マルク・マルケスとの間で２１年から４年間の契約更新に関して合意したことを発表した。

中量級王者として、１３年にホンダのワークスチーム、レプソル・ホンダ・チームに加入すると、最高峰クラス１年目に史上最年少チャンピオンに輝き、１９年１０月の第１５戦タイＧＰでは４年連続６度目、キャリア通算８度目のタイトル獲得に成功。

マルク・マルケス
「ＨＲＣとの４年契約を発表できることを誇りに思う。ホンダは１３年にファクトリーバイクと共に最高峰クラスに参戦する機会を与えてくれ、１年目から一緒に成功を収めてきた。そして、ホンダファミリーの一員であり続けることがとても嬉しい。共通の目標を達成するため、そして、成功の歴史を継続するために、このパートナーシップの延長が僕に自信を与えてくれる。」

野村欣滋（ＨＲＣ代表取締役社長）
「マルクが来年から４年間、ホンダファミリーとして参戦の継続を発表できることを大変嬉しく思います。数か月前からお互いに話し合いを始め、共に勝ち続けるという意志を確認しました。彼が１３年に最高峰クラスでのキャリアを始めてから一緒に６度のタイトルを獲得しました。唯一無二のチャンピオンであることから、このような独特な契約に値します。このパートナーシップに自信を持ち、関係者全員が引き続き成功を収め続けることを願います。」

レプソル・ホンダとマルク・マルケスは、２２日から開幕戦カタールＧＰの舞台、ロサイル・インターナショナル・サーキットで開催される今年２度目のオフィシャルテストに参加する。