ヤマハ、ロレンソのワイルドカード参戦を発表

スペインGPで殿堂入りが決まっているレジェンドが16年11月の最終戦バレンシアGP以来ヤマハ車でレースに参加。

ヤマハのファクトリーチーム、モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGPのソーシャルメディアは5日、20年シーズンにテストライダーとして起用するホルヘ・ロレンソを6月にバルセロナ‐カタルーニャ・サーキットで開催されるカタルーニャGPにワイルドカードとして参戦することを発表した。

キャリア通算297戦目となった昨年11月の最終戦バレンシアGPを最後に現役からの引退を発表した32歳のスペイン人ライダーは、1月30日にテストチームへの加入を発表した後、セパン・インターナショナル・サーキットで開催されたシェイクダウンテストとオフィシャルテストに参加。

ヤマハは開発プログラムを強化する目的で起用を発表した際に、ロレンソ本人が再びレース出場を決断する場合には、ワイルドカードとして参戦する可能性を残すと声明。16年11月の最終戦バレンシアGP以来、3年7か月ぶりにヤマハ車でレースに参戦することになった。

VIDEOPASS(ビデオパス)』では、バルセロナ‐カタルーニャ・サーキットで開催されるカタルーニャGPを完全網羅の生中継で配信。