決勝レース:アレナスが優勝でポイントリーダーに

トップ10が1秒以内、トップ15が3秒以内、トップ21が9秒以内に接近。マックフィーと小椋が表彰台を獲得。

開幕戦カタールGP決勝レースは8日、ロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、3番グリッドのアルベルト・アレナスが集団の優勝争いに競り勝ち、昨年10月の第15戦タイGP以来となる4勝目を挙げ、キャリアで初めてポイントリーダーに飛び出した。

気温25度、路面温度32度のドライコンディションの中、9番グリッドのジョン・マックフィーは0.053秒差の2位。17年以来3年ぶりに2位発進を決めれば、5番グリッドの小椋藍は0.344秒差の3位に入り、2位を獲得した昨年9月の第14戦アラゴンGP以来となる2度目の表彰台を獲得。

6番グリッドのジャウメ・マシアは、0.247秒差の3位でフィニッシュしたが、ラストラップにトラックリミットを越えたことからポジションを1つ後退するペナルティが科せられて4位。

13番グリッドのガブリエル・ロドリゴ、11番グリッドのジェルミー・アルコバ、2番グリッドのラウール・フェルナンデェス、10番グリッドのトニー・アルボリーノもトラックリミットを越えたことからポジションを1つ後退して6位、7位、10位、15位。

ポールポジションの鈴木竜生は、0.789秒差の6位でゴールしたが5位。20番グリッドのフィリップ・サラッチと19番グリッドのデニス・フォッジアは8位と9位まで挽回。

ホンダ車からKTM車に乗り換え、新天地からのデビュー戦となった12番グリッドの鳥羽海渡と21番グリッドの佐々木歩夢は14位と19位。レギュラーライダーとしてのデビュー戦となった15番グリッドの國井勇輝と27番グリッドの山中琉聖は18位と20位で完走した。

次戦アメリカズGPは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで4月3日に初日、5日に決勝レースを開催する。

RESULTS

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