プラマック・レーシングのチームマネージャー、フランチェスコ・グイドティは、オフィシャルウェブサイトのインタビューに応え、ファクトリーチームに昇格する可能性があるジャック・ミラーの後任にホルヘ・マルティンを含め、複数の候補者が存在することを認めた。
「ホルヘ・マルティンはジャック・ミラーの後任候補の1人です。ロレンソォ・バルダッサーリ、エネア・バスティアニーニ、ホルヘ・ナバーロ、そして、アレックス・マルケスも候補の1人でした。興味深いヤングライダーたちです。」
「ここ数日間、多くのジャーナリストたちから、マルティンに関して連絡を受けましたが、正直なところ、ドゥカティが若手と接触し、私の知る限りでは、まだ誰とも契約を締結していません。」
「マルティンは2年前にタイトルを獲得したことで、確かにホンダの下で輝きました。彼らがKTMと契約を交わしたことで動揺したことを知っていますが、取り戻そうとすると思われます。KTMが手放すかどうかは分かりません。ドゥカティがマルティンと契約を結ぶことができれば、それか奇跡と言えるでしょう。獲得するには勇敢で賢くなければいけません。」
ミラーのチームメイトで、19年シーズンから起用するフランチェスコ・バグナイアに関しては、「ドゥカティは、ドビツィオーソ、ペトルッチ、ペッコと今季末まで契約しています。ペッコに対しては、信頼を与えるために、もう1年契約を提供すべきだと思います。今年レースに戻れることを含めて、我々と共に参戦する価値があると思います。」
「私はパドックで働けず、パドックの人たちと会話ができないことで、他のチームの状況を把握することが難しいです。現時点で、ドゥカティのファクトリーチームは来季のライダーがいないと思います。」
「ドビとペトルッチ、両者と契約を更新するかもしれません。もしくは、1人が離脱するかもしれません。ファクトリー、またはチームが常に契約更新の決断を下すわけではなく、ライダーが移籍を選択する可能性があることから、このオプションも考慮する必要があります」と、元中量級王者を継続起用する意向と市場の動向を凝視することを説明した。