KTMは、27日から2日間、新型コロナウイルスに対応する健康と安全のガイドランを従い、ホームサーキットのレッドブルリンクでプライベートテストを実行。予定されている7月中旬のシーズン緒戦を視野に入れ、レギュラーライダーのポル・エスパルガロとテストライダーのダニ・ペドロサがセットアップの作業に取り組んだ。
活動の拠点アンドラから駆けつけたエスパルガロ弟は、「バイクなしの期間がそれほど長かったとは思わない。昨日の走り出しは少し難しかったけど、直ぐにカタールのセッティングでリズムに慣れた。アクションに戻れたことは最高だった。みんなもそう感じていたと思う。ボックス内は笑顔でいっぱいだった。」
「技術面では幾つかの改善に取り組んだ。優先事項はバイクのフィーリングを取り戻すことだったけど、沢山のテストに取り組んで、それは興味深いものだった。好天候に恵まれたから、多くのことを試すことができ、シャーシだけでなく、電子制御も改善された。僕は本当に幸せ。緒戦が待ち遠しい」と、会心の笑みでテストの感想を語った。
今回集結したメンバーたちは、テスト前に新型コロナウイルスの検査を受けて全員が陰性。
南アフリカに滞在する最高峰クラス1年目のブラッド・ビンターは、旅行制限により、今回のテストを欠席。近日中にレギュラーライダー4人全員を招集し、新たなプライベートテストを実施する。
有料動画サービス『VIDEOPASS(ビデオパス)』では、最高峰クラスのシーズン緒戦まで、ユーザー登録者に対して無料お試しのフリートライアルを提供中。『MotoGP™ Virtual Race(バーチャルレース)』も5月31日に配信!