クアルタラロの優勝は最年少ランク8番目

21歳90日での優勝で、ロッシ、ストーナー、ミラーの記録を抜く。

ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームファビオ・クアルタラロは、最高蜂クラス20戦目となった第2戦スペインGPの決勝レースで優勝を挙げ、史上最年少優勝ランキングの8番目に浮上した。

史上最年少は、マルク・マルケスの20歳63日。最高蜂クラス2戦目となった2013年第2戦アメリカズGPで優勝。レジェンド、フレディ・スペンサーが参戦6戦目となった1982年第7戦ベルギーGPで樹立した歴史的な記録を31年ぶりに更新。

ランキング3位は、阿部典史。地元の鈴鹿サーキットで開催された1996年第3戦日本GPで11番グリッドから優勝。参戦19戦目だった。

レジェンド、ダニ・ペドロサは参戦4戦目。ランディ・マモラは9戦目。ホルヘ・ロレンソは3戦目、マイク・ヘイルウッドは8戦目、バレンティーノ・ロッシは9戦目、ケーシー・ストーナーは18戦目で初優勝を挙げていた。

第2戦スペインGPまでは、軽量級から飛び級で最高蜂クラスに昇格して、25戦目となった2016年TTアッセンで優勝を挙げたジャック・ミラーがトップ10入りしていた。

最高蜂クラスの史上最年少優勝ランキング
1. マルク・マルケス: 20歳63日(2013年アメリカズGP)
2. フレディ・スペンサー: 20歳196日(1982年ベルギーGP)
3. 阿部典史: 20歳227日(1996年日本GP)
3. ダニ・ペドロサ: 20歳227日(2006年中国GP)
5. ランディ・マモラ: 20歳239日(1980年ベルギーGP)
6. ホルヘ・ロレンソ: 20歳345日(2008年ポルトガルGP)
7. マイク・ヘイルウッド: 21歳75日(1961年マン島TT)
8. ファビオ・クアルタラロ: 21歳90日(2020年スペインGP)
9. バレンティーノ・ロッシ: 21歳144日(2000年イギリスGP)
10. ケーシー・ストーナー: 21歳145日(2007年カタールGP)

VideoPass(ビデオパス)』では、第2戦スペインGPの決勝レースをオンデマンドで配信。