マルケス兄が受けた衝撃度は25.98G

タイGPで記録した過去最高値2番手の衝撃度(26G)に次ぐ数値。

国際モーターサイクリズム連盟(FIM)、モータースポーツ製造者協会(MSMA)、国際ロードレースチーム連盟(IRTA)、ドルナスポーツは、チャンピオンシップの安全性を追求し、競技規則を改正し、2018年から全ての参加者に対して、エアバックが装着されたツナギの着用を義務付け。

第2戦スペインGPの決勝レースでハイサイドから転倒したマルク・マルケスは、路面に叩きつけられた後、ホンダ機と右腕が激突。マルケスにツナギを供給するアルパインスターズは、そのインパクト時の衝撃度が25.98Gフォース(重力加速度)だったことを発表した。

エアバックは、最初に路面に接触する前に膨張されたことが確認され、路面に叩きつけられてからグラベル上で転倒が止まるまで3.55秒、バイクから飛ばされたからは5.3秒だった。

昨年10月の第15戦タイGPでは、転倒の衝撃度が26.14Gフォースだった。

Report_Marquez_Crash_Data
VideoPass(ビデオパス)』では、第3戦アンダルシアGPの決勝レースを完全網羅の生中継で配信。