フリー走行2:総合10位中上貴晶が1番手

多くのライダーたちがタイムアタックを実行しなかったが、トップ15が1秒差に接近。

第3戦アンダルシアGPフリー走行2は24日、ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで行われ、先週末に当地で開催された第2戦スペインGPで10位に進出し、フリー走行1で8番手だった中上貴晶が昨年3月の第2戦アルゼンチンGP公式予選1以来となるトップタイムをマーク。

2018年11月に当地で開催されたプライベートテスト2日目にも1番手に進出。

日本人ライダーのフリー走行では、青山博一がウェットコンディションの中で1番時計を刻んだ2010年10月の第17戦ポルトガルGPフリー走行1以来(ただし、タイムが記録されたのは2人だけ)。中野真矢はウェット/ドライコンディションとなった2006年6月の第8戦ダッチTT(フリー走行1)で最速時計を刻み、玉田誠がドライコンディションとなった2005年9月の第12戦日本GP(フリー走行3)で1番手に進出していた。

気温33度、路面温度53度のドライコンディションの中、午前のプラクティスで14番手だったヨハン・ザルコは、5ラップ目の6コーナーで今季2度目の転倒を喫したが、0.155秒差の2番手に浮上。

フリー走行1で5番手のポル・エスパルガロは、12ラップ目の2コーナーで今季初転倒を喫したが、0.174秒差の3番手。

ヤマハ勢は、2日後の決勝レースに向けた準備に専念したことから、セッション終盤に新品タイヤに履き替えず、フリー走行1で4番手のフランコ・モルビデッリが4番手を維持。フリー走行1で1番手発進したマーベリック・ビニャーレスは5番手。フリー走行1で13番手のファビオ・クアルタラロは6番手。フリー走行1で2番手のバレンティーノ・ロッシは8番手。

フリー走行1で11番手のジョアン・ミルは7番手。フリー走行1で17番手のフランチェスコ・バグナイア、フリー走行1で7番手のジャック・ミラーがトップ10入り。

フリー走行1で3番手のブラッド・ビンダーは11番手。フリー走行1で10番手のアンドレア・ドビツィオーソは12番手。

フリー走行1で20番手のカル・クラッチローは、19ラップを周回して19番手。フリー走行1で21番手のアレックス・リンスは、16ラップを周回して20番手だった。

RESULTS

VideoPass(ビデオパス)』では、第3戦アンダルシアGPの公式予選と決勝レースを完全網羅の生中継で配信。