決勝レース:鈴木がポール・トゥ・ウインで総合2位に浮上

軽量級の日本人ライダーとして10人目の2勝目。小椋と佐々木は他車との接触が原因で転倒。

第3戦アンダルシアGP決勝レースは26日、ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで行われ、ポールポジションからスタートした総合5位の鈴木竜生が積極的にレースをリードして、昨年9月の第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来となる優勝。総合2位に浮上した。

気温29度、路面温度41度のドライコンディションの中、8番グリッドのジョン・マックフィーは、0.064秒差の2位。開幕戦カタールGPに続く2度目の表彰台を獲得すれば、9番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティは、0.134秒差の3位に入り、昨年10月の第16戦日本GP以来となる表彰台を獲得した。

ウォームアップ走行で1番手に進出した25番グリッドのダーリン・ビンダーは、序盤に最速ラップを連発してトップグループを追い上げて4位。3番グリッドのガブリエル・ロドリゴは今季の最高位となる5位。4番グリッドのラウール・フェルナンデェスは、2戦連続の6位。

7番グリッドのジェリミー・アルコバは、4位でフィニッシュしたが、トラックリミットを越えたことから、3秒のペナルティが課せられて7位。13番グリッドのセルジオ・ガルシアは8位。

17番グリッドの山中琉聖は、自己最高位の9位。5番グリッドのトニー・アルボリーノは10位。12番グリッドの鳥羽海渡は11位。19番グリッドの國井勇輝は16位。

16番グリッドの佐々木歩夢は、8ラップ目に18番グリッドのアンドレア・ミニョと接触して転倒。最後尾でレースに戻ったが17ラップ目にリタイア。

2番グリッドの小椋藍は、トップグループで走行中の8ラップ目9コーナーでイン側から進入してきたジャウメ・マシアの転倒に巻き込まれる形で転倒。レースに復帰したが、15ラップ目にリタイア。

6番グリッドのアルベルト・アレナスは、15ラップ目11コーナーで転倒。

チャンピオンシップは、総合1位のアレナスがポイントリーダーの座を維持。鈴木が6ポイント差の総合2位、マックフィーが10ポイント差の総合3位に接近。総合2位の小椋は14イント差の総合4位に後退した。

RESULTS

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