決勝レース:総合1位アレナスが今季3勝目

最終コーナーで3人がペナルティ。小椋4位、鈴木10位、佐々木13位、鳥羽20位、山中24位、國井26位。

第5戦オーストリアGP決勝レース(周回数23ラップ)は16日、レッドブルリンクで行われ、2番グリッドからスタートしたポイントリーダーのアルベルト・アレナスが10人の優勝争いに競り勝って、第2戦スペインGP以来今季3勝目、通算5勝目を挙げた。

気温23度、路面温度39度のドライコンディションの中、4番グリッドのジャウメ・マシアは、0.049秒差の2位。昨年11月の第18戦マレーシアGP以来、今季初の表彰台を獲得。

13番グリッドの小椋藍は、ラスト2ラップに他車と接触して8番手に後退したが、ラストラプに 人を抜いて0.121秒差の3位でフィニッシュしたが、最終コーナーでトラックリミットを越えたことから、ポジション降格のペナルティを受けて4位。

22番グリッドのダーリン・ビンダーとウォームアップ走行で週末2度目の1番時計を刻んだ5番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティは、ラストラップの最終コーナーでトラックリミットを越えたことから、ポジションを1つ降格するペナルティが課せられて5位と6位。

3番グリッドのジョン・マックフィーは、0.447秒差の6位だったが、前でフィニッシュした3人がペナルティを受けたことから3位に繰り上げとなり、今季3度目の表彰台を獲得。

8番グリッドのトニー・アルボリーノは7位。10番グリッドのデニス・オンジュ、ポールポジションのラウール・フェルナンデェスが続き、6番グリッドの鈴木竜生は、1.177秒差の10位。

16番グリッドの佐々木歩夢は、トラックリミットを越えたことからラスト4ラップにロングラップペナルティを課せられ、ラスト3ラップにトプグループから21番手に後退したが、2.596秒差の13位でゴール。

17番グリッドの鳥羽海渡は、4.309秒差の20位。前戦チェコGPで優勝した11番グリッドのデニス・フォッジアは21位。21番グリッドの山中琉聖は24位。24番グリッドの國井勇輝は26位。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのアレナスが25ポイントを加算して、95ポイント。総合3位のマックフィーが28ポイント差の総合2位に浮上すれば、総合2位の小椋は30ポイント差の総合3位に後退した。

RESULTS

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