ザルコが水曜にイタリアで右手首を手術

月曜に精密検査を受けた結果、右手舟状骨の骨折を確認。木曜にサーキットに戻る予定。

エスポンソラマ・レーシングは18日、ヨハン・ザルコが第5戦オーストリアGPの決勝レースで転倒した際に骨折した右手首を19日にイタリアで手術を受けることを発表。今週末の第6戦スティリアGPの参戦は、手術後の様子を見て、決定することになった。

「月曜の朝に右手が痛かったから精密検査を受けたところ、右手舟状骨に小さな骨折があることを確認した。水曜の朝に手術を受けるため、イタリアに移動する。医師はドゥカティと良好な関係があり、多くのライダーたちの手術を担当した。その後、オーストリアに戻り、木曜に日曜のインシデントに関したブリーフィングがある。」

「手首の感覚は良い。医師団は転倒後の診断でフィットを宣言してくれたから、走ることができるか見てみよう。今週末の利点は、参考となる先週末のデータが揃っていること。手首を休ませ、幾つかのプラクティスを欠場しても、ドラマにならない。」

「まずは手術。その後に手の感覚を確認しよう。チームはバイクを準備してくれる。戻って来るときには、乗れる準備が整っているだろう。もしかしたら、雨が降るかもしれない。そうなれば、手の負担が少なくなることから、本当に良い機会となるだろう」と、状況を説明。出走の意欲を語った。

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