ザルコは現時点で欠場も金曜にメディカルチェック

金曜にメディカルチェックを受けることができ、許可が下れば、土曜からの出走が可能。

エスポンソラマ・レーシングヨハン・ザルコは、19日にイタリアで第5戦オーストリアGPの決勝レースで転倒した際に骨折した右手の舟状骨を手術。20日に第6戦スティリアGPに参戦する目的で戻ってきたが、手術から48時間が経過していないことから、メディカルチェックが受けられず、『UNFIT』と宣言された。

初日の出走は、許可されなかったが、21日にメディカルチェックが受けられ、『FIT』と宣言されれば、22日からの参戦が可能となる。

「手術は順調だった。メディカルチェックを受けるのに、48時間を待たなければいけないから、明日はバイクに乗らない。土曜に走れることを期待する。」

「手術の後、右手は良くなっているけど、まだ走れる準備ができていると感じない。24時間後には良くなり、土曜にはバイクのフィーリングを改善するために数ラップほど走りたい。明日2度のセッションを失うことは、先週末のデータがあることから、それほど大きなドラマではない。」

「今日はスチュワードとのミーティングがあり、特にフランコ・モルビデッリを抜いたときの状況をデータと共に説明した。何もクレイジーなことはしなかったから、理解してもらいたい。最終的な決定を待とう」と、説明した。

第2戦スペインGPで右上腕を骨折したマルク・マルケスと左手舟状骨を骨折したカル・クラッチローは、火曜の午前に手術を受け、48時間以上が経過した木曜午後にメディカルチェックを受け、『FIT』と宣言されたことから金曜からの出走が許可されていた。

VideoPass(ビデオパス)』では、第6戦スティリアGPのフリー走行1から決勝レースプレスカンファレンスまで完全網羅の生中継で配信