公式予選:エスパルガロ弟&KTMが初のポールポジション奪取

トップ10がコンマ3秒以内に接近。中上が0.022秒差の自己最高位2番手に進出。

第6戦スティリアGP公式予選は22日、レッドブルリンクで行われ、フリー走行総合6番手に進出した総合13位のポル・エスパルガロが週末2度目、今季5度目のトップタイムをマーク。最高峰クラス109戦目で初めてのポールポジションを奪取した。

気温32度、路面温度54度のドライコンディションの中、フリー走行総合3番手の中上貴晶は、0.022秒差の2番手。昨年8月に当地で開催された第11戦オーストリアGPで記録した自己最高位の6番手を上回り、中野真矢がカワサキ機で2番手に進出した2006年9月の第14戦オーストリアGP以来、14年ぶりとなる日本人ライダーの1列目となった。

フリー走行総合12番手のヨハン・ザルコは、3日前に手術を受けた右手舟状骨を休ませる目的でフリー走行4をキャンセルした後、公式予選1で1番手、公式予選2で0.052秒差の3番手に進出。

フリー走行総合1番手のジョアン・ミルは、0.098秒差の4番手。予選の自己最高位に進出すれば、フリー走行総合10番手のジャック・ミラーは、フリー走行3で転倒した際に右肩を強打したことからフリー走行4をキャンセルしたが、0.120秒差の5番手に進出。精密検査を受けるために、近郊の病院に搬送される。

フリー走行総合5番手のマーベリック・ビニャーレス、フリー走行総合9番手のアレックス・リンス、フリー走行総合7番手のミゲール・オリベイラ、フリー走行総合4番手のアンドレア・ドビツィオーソが続き、フリー走行総合2番手のファビオ・クアルタラロは、0.286秒差の10番手。

フリー走行総合8番手のフランコ・モルビデッリは、0.441秒差の11番手。フリー走行総合13番手のダニロ・ペトルッチは、公式予選1で2番手、公式予選2で12番手。

フリー走行総合15番手のバレンティーノ・ロッシは、公式予選1で今季初転倒を喫して5番手。ザルコにペナルティが科せられることから、明日の決勝レースを5列目14番グリッドから迎える。

RESULTS

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