決勝レース:総合6位ヴィエッティが初優勝

アルボリーノと小椋が表彰台獲得。アレナス5位。鈴木は7位。佐々木と鳥羽は接触転倒。

第6戦スティリアGP決勝レース(周回数23ラップ)は23日、レッドブルリンクで行われ、5番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティが参戦29戦目で初優勝を挙げ、総合6位から4位に浮上した。

気温21度、路面温度32度のドライコンディションの中、4番グリッドのトニー・アルボリーノは、スタートから積極的にレースをリードして0.410秒差の2位でチェッカーを受け、第2戦スペインGP以来、今季2度目の表彰台を獲得。

8番グリッドの小椋藍は、0.938秒差の3位。1週間前の前戦オーストリアGPでは最終ラップにトラックリミットを越えて表彰台を逃したが、2戦ぶり4度目の表彰台を獲得。

ポールポジションのガブリエル・ロドリゴは、今季最高位の4位。9番グリッドのアルベルト・アレナスは5位。10番グリッドのダーリン・ビンダーは6位。

3番グリッドの鈴木竜生は、1.478秒差の7位。2番グリッドのラウール・フェルナンデス、16番グリッドのステファノ・ネパ、13番グリッドのセルジオ・ガルシアがトップ10入り。

22番グリッドのアンドレア・ミニョは、公式予選1で他車に危険を及ぼす無責任な行為により、4ラップ目にロングラップペナルティを消化して28番手まで後退した後13位まで挽回。

27番グリッドの山中琉聖は、今季2度目のポイント圏内となる15位。28番グリッドの國井勇輝は22位。17番グリッドの鳥羽海渡は、最終ラップの3コーナーで他車と接触転倒。

ウォームアップ走行で今季初めて1番手に進出した19番グリッドの佐々木歩夢は、7ラップ目にファステストラップを記録したが、4番手走行中の19ラップ目1コーナーで11番グリッドのチームメイト、デニス・オンジュから追突され今季4度目の転倒、2度目の転倒リタイア。

6番グリッドのジョン・マックフィーは、トップグループで走行中のラスト2ラップの10コーナーで週末2度目、今季4度目の転倒、2度目の転倒リタイア。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのアレナスが11ポイントを加算すれば、総合3位の小椋は25ポイント差に接近する2位に浮上。総合2位マックフィーは39ポイント差の3位に後退した。

RESULTS

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