ロッシ、次戦テルエルGP欠場

復帰は早くても第13戦ヨーロッパGP。第12戦テルエルGPに代役を起用しない。

ヤマハ発動機モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGPは18日、10月13日にイタリアの評議会が決定した法令に基づき、新型コロナウイルスに感染するバレンティーノ・ロッシが来週末にモーターランド・アラゴンで開催される第12戦テルエルGPに参戦する許可が下らないことから欠場し、代役を起用しないことを発表した。

イタリアでは、新型コロナウイルスの対策として、陽性反応が検出されてから10日間の自己隔離が要求され、通常の生活に戻るには、陰性結果を登録する必要があることから、復帰が期待できるのは、早くても第13戦ヨーロッパGPとなる。

ヤマハは状況を慎重に検討した結果、シーズン中に既に新型コロナウイルスの影響を受け、プロジェクトメンバーに大きな負担がかかり、エンジニアや非欧州チームスタッフの長期滞在によるストレスなどを考慮し、新たなライダーの適応という負担を課さないことを選択。代役を起用しないことを決定した。

チャンピオンシップの競技規則では、10日以内にエントリー義務を果たすために、資格のある代役を起用するために合理的な努力が必要と定義され、ロッシの不参加通知は10月16日だったことから、第12戦テルエルGP決勝レース日の翌日である10月26日が制限となる。

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