『Moto2™クラス』プレビュー~バスティアニーニ対ロウズ

総合1位バスティアニーニに対して、総合2位ロウズ2ポイント差、総合3位マリーニ5ポイント差。

第12戦テルエルGPは、モーターランド・アラゴンで10月23日(金)に初日、25日(日)に決勝レースを開催。先週末の前戦アラゴンGPでクラス最多となる6度目の表彰台を獲得し、総合1位に返り咲いたエネア・バスティアニーニがライバルたちの挑戦を受ける。

ポイントリーダーに挑戦するのは、第10戦フランスGPから2連勝を達成した総合2位のサム・ロウズ。勢いに乗って2ポイント差の逆転を目指せば、開幕戦カタールGP以来今季2度目の転倒リタイアを喫した総合3位のルカ・マリーニと第2戦スペインGP以来今季2度目の転倒リタイアに沈んだ総合4位のマルコ・ベツェッキは、バスティアニーニとのギャップを詰めに行く。

残り4戦100ポイントのタイトル争いにおいて、鍵となりそうなのは、総合5位のホルヘ・マルティン。数字上は逆転が可能な60ポイント差だが、最高峰クラス昇格前に1勝でも多くの優勝を狙いに行く。

厳しい週末が続いた後、5戦ぶりに1桁台に進出した総合6位の長島哲太、パフォーマンスが安定してきた総合7位のジョー・ロバーツ、前戦で自己最高位を獲得した総合17位のジェイク・ディクソンと総合19位のマルコス・ラミレスにも注目が集まる。

タイムスケジュール
10月23日(金)
11時55分(18時55分): フリー走行1(40分間)
15時30分(22時30分): フリー走行2(40分間)
10月17日(土)
11時55分(18時55分): フリー走行3(40分間)
15時50分(22時50分): 公式予選1(15分間)
16時15分(23時15分): 公式予選2(15分間)
10月18日(日)
10時10分(18時10分): ウォームアップ走行(20分間)
14時30分(22時30分): 決勝レース(21ラップ)

過去の決勝レースリザルト
2020年-ドライコンディション
優勝:サム・ロウズ(カレックス)
2位:エネア・バスティアニーニ(カレックス)+4.195秒差
3位:ホルヘ・マルティン(カレックス)+4.340秒差

2019年-ドライコンディション
優勝:ブラッド・ビンダー(KTM)
2位:ホルヘ・ナバーロ(スピードアップ)+0.787秒差
3位:アレックス・マルケス(カレックス)+2.876秒差

2018年-ドライコンディション
優勝:ブラッド・ビンダー(KTM)
2位:フランチェスコ・バグナイア(カレックス)+1.526秒差
3位:ロレンソォ・バルダッサーリ(カレックス)+2.055秒差

2017年-ドライコンディション
優勝:フランコ・モルビデッリ(カレックス)
2位:マッティア・パシーニ(カレックス)+0.145秒差
3位:ミゲール・オリベイラ(KTM)+0.577秒差

2016年-ドライコンディション
優勝:サム・ロウズ(カレックス)
2位:アレックス・マルケス(カレックス)+3.289秒差
3位:フランコ・モルビデッリ(カレックス)+3.321秒差

2015年-ドライコンディション
優勝:ティト・ラバット(カレックス
2位:アレックス・リンス(カレックス)+0.096秒差
3位:サム・ロウズ(スピードアップ)+5.364秒差

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