決勝レース:総合7位フェルナンデェスが初優勝

小椋3位表彰台、アルボリーノ4位、アレナス失格、ヴィエッティとマシン転倒。

第13戦ヨーロッパGP決勝レース(周回数:23ラップ)は8日、サーキット・リカルド・トルモで行われ、2番グリッドからスタートした総合7位のラウール・フェルナンデスが参戦40戦目で初優勝を挙げた。

気温17度、路面温度16度のドライコンディションの中、7番グリッドのセルジオ・ガルシアは、0.703秒差の2位。昨年初優勝を挙げたトラックで今季のベストリザルトを獲得。

8番グリッドの小椋藍は、1.005秒差の3位。5戦ぶり7度目となる表彰台を獲得すれば、17番グリッドのトニー・アルボリーノは、1.037秒差の4位。

9番グリッドのダーリン・ビンダーは、13.392秒差の5位。13番グリッドのカルロス・タタイ、24番グリッドのステファノ・ネパ、29番グリッドのジェリミー・アルコバ、15番グリッドのフィリップ・サラッチが続き、26番グリッドの佐々木歩夢は、17.088秒差の10位。

30番グリッドの山中琉聖は16番手。18番グリッドの國井勇輝は17番手。

ウォームアップ走行で技術的な問題が発生し、オレンジ玉の黒旗が提示されながら走り続けた20番グリッドのジェイソン・デュパスキエは、ロングラップペナルティが科せられ18位。 

3番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティは、2番手走行中の2ラップ目に週末2度目、今季12度目の転倒。5番グリッドのアロンソ・ロペスは、ヴィエッティの後方に位置していた4番グリッドのアルベルト・アレナスに追突。ロペスが転倒、アレナスは転倒を免れたが、マシン破損でピットイン。周回遅れでレースに復帰したが、黒旗が提示されて失格。

ポールポジションのジョン・マックフィーは、5ラップ目の1コーナーで今季10度目の転倒。27番グリッドのジャウメ・マシアは、10ラップ目の4コーナーで今季9度目の転倒。

19番グリッドの鈴木竜生は、14ラップ目の2コーナーでイン側から進入してきたガブリエル・ロドリゴとの接触で週末2度目、今季11度目の転倒。ロドリゴはロングラップペナルティが科せられた後15位でフィニッシュ。

10番グリッドの鳥羽海渡は、序盤こそ上位に位置していたが、徐々に後退し、15ラップ目にリタイア。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのアレナスが今季4度目の0ポイントに終わったが

総合1位を維持。総合2位の小椋は19ポイント差から3ポイント差に接近。総合3位のヴィエッティは23位で完走して20ポイント差の3位を維持。総合5位のアルボリーノは36ポイント差から23ポイント差の4位に浮上。総合4位のマシアは24ポイント差の5位に後退した。

RESULTS

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