『Moto2™クラス』プレビュー~四つ巴のタイトル争い

バスティアニーニ、ロウズ、マリーニ、ベツェッキが初タイトル獲得に挑戦。

最終戦ポルトガルGPは、チャンピオンシップ初開催地となるポルティマオ・サーキットことアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで11月20日(金)に初日、22日(日)に決勝レースを開催。23ポイント差に接近した上位4人がタイトル獲得に向けて挑戦する。

4人の中で唯一、当地でのレース経験がないのは、ポイントリーダーのエネア・バスティアニーニ。走行時間が拡大された初日2度のプラクティスでどれだけ適応できるかが課題。

14ポイント差のサム・ロウズは、前戦バレンシアGPフリー走行3の転倒が原因で右手を負傷。回復具合が大きくパフォーマンスに影響するが、当地では最多5度のレース経験があり、中量級に参戦する前の2013年には『スーパースポーツ世界選手権』でポールポジションから優勝を挙げていた。

18ポイント差のルカ・マリーニは、2013年に『Moto3™ジュニア世界選手権』、翌年には『Moto2™欧州選手権』の参戦でレース経験があり、当時もカレックスを駆けて、2番グリッドから4位と5位に進出していた。

今季7度目の表彰台獲得で23ポイント差まで接近したマルコ・ベツェッキ。4年前の2016年に『Moto3™ジュニア世界選手権』に参戦した際に当地を経験。逆転の唯一の手段である今季3勝目を狙う。

レミー・ガードナー、長島哲太、チェビ・ビエルゲ、アウグスト・フェルナンデェス、アロン・カネト、マルコス・ラミレス、ステファノ・マンツィ、ニコロ・ブレガ、ボ・ベンスナイダー、エドガル・ポンス、ロレンソォ・ダッラ・ポルタ、アンディ・ファリド・イズディハールの12人は、レース経験を活かして上位進出、ポイント圏内の進出を目指す。

タイムスケジュール
11月19日(木)
15時30分(24時30分):プレスカンファレンス

11月20日(金)
11時35分(20時35分):フリー走行1(55分間)
15時25分(24時25分):フリー走行2(55分間)

11月21日(土)
10時55分(19時55分):フリー走行3(40分間)
15時10分(24時10分):公式予選1(15分間)
15時35分(24時35分):公式予選2(15分間)

11月22日(日)
09時30分(18時30分):ウォームアップ走行(20分間)
12時20分(21時20分):決勝レース(25ラップ)
18時30分(03時30分): 年間表彰式

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