決勝レース:最終ラップまで繰り広げられたタイトル争い

アレナスが12位でタイトルを獲得。フェルナンデス優勝、アルボリーノ5位、小椋8位。

最終戦ポルトガルGP決勝レース(周回数:21ラップ)は22日、アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで行われ、ポールポジションのラウール・フェルナンデスが独走で第13戦ヨーロッパGPに続き、今季2勝を挙げて総合6位から4位に浮上。

6番グリッドのアルベルト・アレナスは、タイトル争いのライバルたちとバトルを繰り広げ、14.708秒差の12位でフィニッシュ。チャンピオンに輝いた。

気温20度、路面温度24度のドライコンディションの中、8番グリッドのデニス・フォッジャは、2度のロングラップペナルティを4ラップ目と6ラップ目に消化して16番手まで後退したが、5.810秒差の2位。6戦ぶり3度目の表彰台を獲得すれば、2番グリッドのジェリミー・アルコバは、5.866秒差の3位に入り、参戦20戦目で初表彰台を獲得。12番グリッドのセルジオ・ガルシアは4位。

27番グリッドのトニー・アルボリーノは、12.998秒差の5位まで挽回。18番グリッドのダーリン・ビンダーは6位。14番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティは7位。

5番グリッドの小椋藍は、13.929秒差の8位。19番グリッドのジョン・マックフィー、11番グリッドのデニス・オンジュがトップ10入り。

3番グリッドの佐々木歩夢は13位。17番グリッドの鳥羽海渡は15位。31番グリッドの山中琉聖は17位。15番グリッドの國井勇輝は22位。

4番グリッドの鈴木竜生は、4番手走行中の20ラップ目に今季13度目の転倒を喫し、4戦連続6度目の転倒リタイア。

ウォームアップ走行で週末3度目の1番手に進出した9番グリッドのジャウメ・マシアは、2度のロングラップペナルティを消化した後に2番手まで浮上したが、18ラップ目に週末2度目、今季11度目の転倒。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのアレナスが4ポイントを加算。170ポイントに到達してチャンピオンを獲得すれば、アルボリーノと小椋は4ポイント差。優勝を挙げたアルボリーノが総合2位に浮上し、小椋は総合3位を獲得した。

RESULTS

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