マルク・マルケスが右前腕骨を再手術

転倒から137日後、治癒が遅いことから3度目となる手術を受け、プレート交換は無事に終了。

レプソル・ホンダ・チームは3日、マルク・マルケスがスペインの首都マドリード市内の病院で7月の第2戦スペインGPの決勝レースで転倒した際に骨折した右上腕骨を再手術した。

決勝レースの翌日、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトからバルセロナ市内の大学病院に移動。転倒から2日後にチタン製のプレートと12本のボルトで骨折箇所を固定すると、4日後に第3戦アンダルシアGP参戦を目指してサーキットに戻り、メディカルチェックで出走許可が下ったことから、6日後のフリー走行3から走行を開始。

公式予選1の1ラップ目にパワーダウンが原因で走行をキャンセルし、チームと医師団と相談でして欠場を決断。

最初の手術から13日後の8月3日、自宅で窓を開けようとした際にストレスがかかり、プレートが折れたことから、バルセロナ市内の大学病院で新しいプレートに交換する手術を受け、リハビリ治療に専念。

体外衝撃波治療に取り組んでいたが、治癒が遅く、骨癒合プロセスが停止していたことから新たな手術、偽関節の手術を受けることを決断。プレートの除去と皮質骨膜遊離皮弁を備えた腸骨稜骨移植片を追加した新しいプレートを配置。手術は8時間。問題なしに終了した。