FIM国際モーターサイクリズム連盟は4日、『Enel MotoE™ World Cup(MotoE™ワールドカップ)』の2021年暫定エントリーリストを発表。開催3年目も18名の参戦が予定されている。
2020年シーズンにチャンピオンを獲得したジョルディ・トーレスをはじめ、総合2位を獲得した初代王者のマッテオ・フェラーリ、総合3位のドミニケ・エガーター、総合5位のマッティア・カサデイ、オープニングレースで優勝を挙げた総合7位のエリック・グラナド、総合11位のルーカス・トゥロビッチ、総合12位のアレッサンドロ・ザッコーネ、総合15位のチャビエル・カルデルス、総合17位のマリア・エレーラが継続参戦。
新加入は7名。『MotoGP™クラス』に参戦経験があり、世界耐久選手権に参戦していたヨニー・エルナンデェスをはじめ、スーパースポーツ世界選手権からコランタン・ペロラーニと大久保光、『FIM CEV Repsol』のストック600からフェルミン・アルデグエル、スペイン選手権からミゲール・ポンス、イタリア選手権からアンドレア・マントヴァーニとケビン・ザンノーニ、ポルトガル選手権からアンドレア・ピレスがエントリーした。
エストレージャ・ガリシア・マーク・VDSは参戦を見送ったが、チャンピオンを輩出したポンス・レーシング・40は2人目を起用する予定。
エネルジカ製の電動二輪車『Ego Corsa(エゴ・コルサ)』を利用したワンメイクカップは、過去最多となる全6戦7レースの開催を予定。2年連続のオープニングラウンド、開幕戦スペイン大会の開催地に指名されたヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで3月2日から3日間、4月12日から3日間、2度のテストをシーズン前に実施する。