エスポンソラマ・レーシングが先陣を切って発表会を開催

バスティアニーニ、マリーニ、アントネッリ、タタイ、カルデルス、ピレスがカラーリングを公開。

エスポンソラマ・レーシングは5日、スペインとフランスに挟まれた小国アンドラで、新型コロナウイルス対策のプロトコルに準拠し、チーム発表会を開催。スカイ・レーシング・チーム・VR46とのコラボ結成1年目に向けて、ドゥカティ・コルセと直接契約を締結する2020年中量級クラス王者のエネア・バスティアニーニと総合2位のルカ・マリーニがデスモセディチGPのカラーリングを公開した。

エネア・バスティアニーニ(アビンティア・エスポンソラマ)
「2021年シーズンが僕にとって全く新しいバイクと共に重要な変更となることを期待したい。速く走りたいけど、当然シーズンを通じて成長しなければいけない。できるだけ早い段階で良い結果を獲得したいけど、序盤は簡単には行かないだろう。率直にスタートが待ち切れない。エスポンソラマ、アビンティア、ドゥカティの信頼とサポートに感謝したい。」

ルカ・マリーニ(スカイ・VR46・アビンティア・チーム)
「スカイ・VR46・アビンティアと共に、この新しいシーズンのスタートが待ち切れない。通常のシーズンのように11月下旬にドゥカティをテストすることができず、この数ヶ月間は待ち疲れた。冬の間はずっとテスト初日がどうなるだろうと考えていた。アカデミーの支援を受けて、身体面、そして精神面も準備が整うように厳しいトレーニングを積んでいる。学ぶことや発見することが沢山あるだろう。新しいカテゴリーに可能な限り素早く適応し、レースごとに良い結果を得るために集中して仕事をしよう。」

「同時に1年目を楽しみたい。僕の人生で特別な時期となるだろう。ドゥカティとスカイ・レーシング・チーム・VR46の信頼に感謝し、僕のポテンシャルに対する信頼に応えたい。僕たちの関係が今後も最良の形で発展することを期待したい。」

発表会には、『Moto3™クラス』に起用するニッコロ・アントネッリとカルロス・タタイ、『Enel MotoE™ World Cup(MotoE™ワールドカップ)』のチャビエル・カルデルスとアンドレス・ピレスも出席。KTM機とエネルジカ機のカラーリングを初披露した。

最高峰クラスに参戦するバスティアニーニとマリーニは、開幕戦カタールGPの開催地ロサイル・インターナショナル・サーキットで3月5日のシェイクダウンテストから合計6日間のテストを開始。アントネッリとタタイは開幕戦直前の3月19日からテストを始めれば、カルデルスとピレスは、開幕戦スペイン大会の開催地に指名されたヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで3月2日から3日間のテストに参加する。