ヤマハ発動機が26年までの継続参戦に合意

61年に初参戦してからグランプリ活動60周年を迎え、22年から26年までの5年契約を更新。

ヤマハ発動機は15日、チャンピオンシップの商業圏を所有するドルナスポーツとの間で、2022年から5年間の参戦に関して契約を締結。2026年末まで最高峰クラスに継続参戦することを発表した。

西田豊士(ヤマハ発動機PF車両ユニットMS総括部長)
「なによりもまず、この機会にカルメロ・エスペレータとドルナスポーツ、そして、最高レベルのモーターサイクルレースにおいて、成功を収めてくれたヤマハの全ての関係者に感謝の意を表したいと思います。ヤマハでは、グランプリレースに参戦できることを誇りに思い、当社にとって重要なシーズンが始まる前に、さらに5年間の契約更新を確認できることを大変嬉しく思います。」

「ヤマハは1961年に世界グランプリレースへの参戦を開始しました。60年が経過した今でも、ヤマハのモーターサイクルレースへの情熱と挑戦への熱意は何も変わりません。『MotoGP™』はヤマハのDNAの大半を占め、プレミアクラスにおける最先端技術は、『感動』を与えながら、顧客のバイクとモータースポーツのファンタジーをオントラックとオフトラックの生活において与え、ヤマハ市販車への道を歩み続けます。」

「同時にドルナと他のメーカーと共に、今後5年間のコラボレーションは、将来において、非常に重要だと考え、エキサイティングなレースを維持すると同時に、幅広いファンに、より持続可能で魅力的なレースになることを願います。ヤマハのファンの皆様には今後も変わらぬご支援に感謝を申し上げ、将来において、よりエキサイティングで貴重な思い出を届けられることを楽しみにしております。」

カルメロ・エスペレータ(ドルナスポーツ最高経営責任者)
「最初に西田さんとヤマハの全ての関係者に長期に渡る協力に感謝します。ドルナでは、ヤマハとの契約を延長することにより、このパートナーシップの集大成の一部であることを嬉しく思います。」

「レースシーンにおいて、60周年を迎える日本の象徴的なメーカーの新しい章を目の当たりにしたいと熱望しています。チャンピオンシップと大きなコミットメントを常に示してきたファクトリーであり、これからの数年間、一緒に楽しむことができる多くのエキサイティングな挑戦が見られるでしょう。」

ドルナスポーツは、KTM、ドゥカティ、本田技研、国際ロードレーシング連盟、インディペンデントチーム、そして、ヤマハ発動機との間で、2022年から2026年末までの継続参戦に関して5年契約を更新した。