アジアとオセアニア地域のタレント発掘と育成を目的に開催するワンメイクカップ『Idemitsu Asia Talent Cup(イデミツ・アジア・タレント・カップ)』は週末、ロサイル・インターナショナル・サーキットで第2戦ドーハ大会を開催。第1レースと第2レースで古里太陽(ゆるさとたいよう/15歳)がポールポシジョンから連勝。開幕戦カタール大会の2レースに続き、4レース連続して優勝を挙げた。
第1レースは、ポールポジションの古里と2番グリッドのダニエル・シャーリルが優勝争いを展開。2018年の最終戦マレーシア大会第2レースでゴールライン直前に他車との接触が原因で転倒し続車にひかれて右脚の大腿骨を骨折したマレーシア人ライダーが長いリハビリを経て0.115秒差の2位を獲得。
5人による3位争いは、6番グリッドの彌栄群(みえぐん/14歳)が競り勝って2度目の表彰台を獲得。
第2レースは、第1レースを再現するように古里とシャーリルが優勝争いを展開すれば、9人による3位争いはハキン・ダニッシュ(マレーシア)が競り勝ち、彌栄は5位。
他の日本勢は、7番グリッドの若松怜(わかまつれい/14歳)が4位と転倒リタイア。5番グリッドの濱田寛太(はまだけんた/16歳)は6位と7位。12番グリッドの本郷雅也(ほんごうまさや/16歳)は12位と9位。15番グリッドの藤田哲弥(ふじたてつや/17歳)は11位と10位だった。
序盤2戦4レースが終了したチャンピオンシップは、古里が100ポイントを稼ぎ、ダニエルは41ポイント差の総合2位、彌栄は43ポイント差の総合3位に進出。
次戦日本大会は、ツインリンクもてぎで10月1日に初日、2日に第1レース、3日に第2レースが開催される。
『イデミツ・アジア・タレント・カップ』‐決勝レース1
『イデミツ・アジア・タレント・カップ』‐決勝レース2
Another #IdemitsuAsiaTalentCup race, another photo finish! ????
— Asia Talent Cup (@AsiaTalentCup) April 3, 2021
The battle for the podium went down to the wire once again ????#RoadToMotoGP ???? pic.twitter.com/K87XqDeCbc
初めてのアクセスですか?登録