決勝レース:ペドロ・アコスタが2連勝

デビューから3戦連続の表彰台は加藤大治郎以来。佐々木4位、山中10位、國井16位

第3戦ポルトガルGP決勝レース(周回数21ラップ)は18日、アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで行われ、8番グリッドのペドロ・アコスタが最終ラップに逆転し前戦ドーハGPから2連勝を達成。レジェンド、故・加藤大治郎(ワイルドカード参戦した1996年3位、1997年優勝、1998年優勝)以来となるデビューから3戦連続の表彰台を獲得した。

気温23度、路面温度35度のドライコンディションの中、2番グリッドのデニス・フォッジャは、5ラップ目からレースをリードして0.051秒差の2位。当地で2年連続の2位を獲得すれば、ポールポジションのアンドレア・ミニョは0.584秒差の3位に入り、2019年11月の最終戦バレンシアGP以来18戦ぶりに表彰台を獲得。

6番グリッドの佐々木歩夢は0.615秒差の4位。今季のベストリザルトを獲得すれば、4番グリッドのガブリエル・ロドリゴは、他車の転倒を引き起こす行為により、ロングラップペナルティが科せられたが、0.675秒差の5位まで挽回。13番グリッドのニッコロ・アントネッリ、10番グリッドのロマーノ・フェナティが続き、3番グリッドのセルジオ・ガルシアは8位。

ウォームアップ走行で1番手に進出した7番グリッドのジャウメ・マシアは、3番手を走行中の最終ラップ5コーナーで転倒を喫したが12.487秒差の9位。

18番グリッドの山中琉聖は、12.508秒差の10位。16番グリッドの國井勇輝は16位。

前戦ドーハGPの乱闘によりピットレーンから5秒遅れスタートしたジェリミー・アルコバは14位。公式予選2の低速走行によりピットレーンから5秒遅れでスタートしたデニス・オンジュは15位。

公式予選2の低速走行によりピットレーンからスタートダーリン・ビンダーは20位。前戦ドーハGPの乱闘によりピットレーンから10秒遅れスタートしたジョン・マックフィー23位。

17番グリッドの鳥羽海渡は、トップグループを追走していた8ラップ目の3コーナーで前を走るライダーと接触して週末2度目の転倒。9番グリッドの鈴木竜生は、トップグループで走行中の16ラップ目3コーナーで後続車から追突されて週末2度目の転倒によりリタイア。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのアコスタが25ポイントを加算。総合2位に浮上したマシアに対して31ポイント差にアドバンテージを広げた。

RESULTS

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