『Moto3™クラス』プレビュー~アコスタ、4戦連続の表彰台なるか?

日本勢の鈴木、佐々木、鳥羽、山中、國井が優勝、表彰台、シングルフィニッシュを狙う

第4戦スペインGPは、ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで4月30日に初日、5月2日に決勝レースを開催。新人ならが2位、1位、1位を獲得した16歳のスペイン人ライダー、ペドロ・アコスタが昨年の『レッドブル・ルーキーズ・カップ』で連続優勝、『Moto3™ジュニア世界選手権』で連続3位に進出した経験を活かし、ライバルたちの挑戦を受ける。

序盤3戦でルーキーに引き離されたクラスの中堅勢、ベテラン勢。総合2位ジャウメ・マシア(31ポイント差)、総合3位ダーリン・ビンダー(34ポイント差)、総合4位ニッコロ・アントネッリ(34ポイント差)、総合5位アンドレア・ミニャ(41ポイント差)、総合6位ガブリエル・ロドリゴ(45ポイント差)は、勢いに乗るアコスタを抑え、ポイント差を詰めに行く。

注目は、前戦ポルトガルGPで2位を獲得した総合9位のデニス・フォッジャ。3月に当地で実施した2日間のプライベートテストでは総合1番手に進出すれば、2人の新人、イサン・グエバラとチャビエル・アルティガスは、昨年の『Moto3™ジュニア世界選手権』でアコスタを抑え優勝を挙げていた。

開幕戦からトップグループでバトルを繰り広げる日本勢。総合7位に進出する佐々木歩夢、昨年優勝を挙げた鈴木竜生、3月に当地でプライベートテストを実施した鳥羽海渡山中琉聖國井勇輝が優勝、表彰台、そしてシングルフィニッシュを狙う。

『Moto3™クラス』の決勝レースは5月2日現地時間11時00分、日本時間18時00分にスタート。

タイムスケジュール
4月30日(金)
09時00分(16時00分): フリー走行1(40分間)
13時15分(20時15分): フリー走行2(40分間)
5月1日(土)
09時00分(16時00分): フリー走行3(40分間)
12時35分(19時35分): 公式予選1(15分間)
13時00分(20時00分): 公式予選2(15分間)
5月2日(日)
08時20分(15時20分): ウォームアップ走行(20分間)
11時00分(18時00分): 決勝レース(22ラップ)

過去の決勝レースリザルト
2020年(スペインGP)-ドライコンディション
優勝:アルベルト・アレナス(KTM)
2位:小椋藍(ホンダ)+0.340秒差
3位:トニー・アルボリーノ(ホンダ)+0.369秒差
2020年(アンダルシアGP)-ドライコンディション
優勝:鈴木竜生(ホンダ)
2位:ジョン・マックフィー(ホンダ)+0.064秒差
3位:チェレスティーノ・ヴィエッティ(KTM)+0.134秒差
2019年-ドライコンディション
優勝:ニッコロ・アントネッリ(ホンダ)
2位:鈴木竜生(ホンダ)+0.242秒差
3位:チェレスティーノ・ヴィエッティ(KTM)+0.305秒差
2018年-ドライコンディション
優勝:フィリップ・エッテル(KTM)
2位:マルコ・ベツェッキ(KTM)+0.059秒差
3位:マルコス・ラミレス(KTM)+3.515秒差
2017年-ドライコンディション
優勝:アロン・カネト(ホンダ)
2位:ロマーノ・フェナティ(ホンダ)+0.031秒差
3位:ジョアン・ミル(ホンダ)+0.155秒差
2016年-ドライコンディション
優勝:ブラッド・ビンダー(KTM)
2位:ニコロ・ブレガ(KTM)+3.336秒差
3位:フランチェスコ・バグナイア(マヒンドラ)+3.441秒差

最先端の多視点観戦、マルチスクリーンを提供する『VideoPass(ビデオパス)』では、第4戦スペインGPの3クラス全セッションを完全網羅の生中継で配信