『Enel X』がレーシングチャージャーを発表

特別に設計及び開発した新しい充電器により、約40分で電動自動二輪車への充電が可能

Enel MotoE™ World Cup(MotoE™ワールドカップ)』のタイトルスポンサーであるエネルから支援を受け、革新的なフレキシビリティソリューションに特化したエネルギーサービス業であり、オフィシャルスマートチャージングパートナーの『Enel X(エネルエックス)』は、今週末に開催3年目の緒戦となる開幕戦スペイン大会の開催前日となる29日、チャンピオンシップ用に特別に設計及び開発した新しい充電器『JuiceRoll Race Edition(ジュースロール・レース・エディション)』を発表した。

ジュースロール・レース・エディションは、内部装置の相互接続可能なユニット、セミモバイルユニットとモバイルユニットを備えた革新的なレース用充電器として、約40分でエネルジカ製の電動自動二輪車『EGO CORSA(エゴ・コルサ)』への充電が可能。

チャンピオンシップのパドック『ePaddock』の充電エリアにおいて、セミモバイルユニットは、50kWのDC出力、最大22kWのAC入力及び51kWhの組み込みストレージシステムを備え、充電エリアに設置された合計設置容量21kWpのソーラーパネル60枚を介して追加のエネルギーを確保。

モバイルユニットは、移動可能な10kWDC充電器として、ピットレーンやスターティンググリッドでの補充が可能。スターティンググリッドで7分間の最終充電を可能とし、過去2年間よりも長い距離の走行が可能となる。

また、パドック、ピットレーン、スターティンググリッド及びエリア間の移動中にタイヤウォーマーに電力を供給できることから、タイヤを適温に維持することが可能となり、システム全体がリモートで監視及び制御され、グリッドからの電力供給を最適化するために電力負荷を管理する。

開幕戦スペイン大会は、5月1日に公式予選『E-Pole』、2日に決勝レースを開催。決勝レースの周回数は、昨年の6ラップから8ラップに変更。

『motogp.com』では全セッションのライブタイミング、公式予選『E-Pole』と決勝レースを生中継で配信。

開幕戦スペイン大会タイムスケジュール
4月30日(金)
11時50分(18時50分):フリー走行1(30分間)
16時50分(23時50分):フリー走行2(30分間)
5月1日(土)
11時50分(18時50分):フリー走行3(30分間)
16時05分(23時05分):公式予選(40分間)
5月2日(日)
10時05分(17時05分):決勝レース(8ラップ)

New charging for MotoE™
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最先端の多視点観戦、マルチスクリーンを提供する『VideoPass(ビデオパス)』では、開幕戦スペイン大会の公式予選『E-Pole』と決勝レースを完全網羅の生中継で配信