決勝レース:ファビオ・ディ・ジャンアントニオが中量級初優勝

ベツェッキとロウズが表彰台。ガードナー4位、小椋7位、デビュー戦の羽田22位

第4戦スペインGP決勝レース(周回数23ラップ)は2日、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、ウォームアップ走行で1番手に進出した2番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオが1ラップ目からレースの主導権を握り中量級38戦目で初優勝。2018年10月の第15戦タイGP以来キャリア通算3勝目を挙げた。

気温20度、路面温度38度のドライコンディションの中、3番グリッドのマルコ・ベツェッキは1.722秒差の2位。昨年11月の第14戦バレンシアGP以来5戦ぶりに表彰台を獲得すれば、5番グリッドのサム・ロウズは2.229秒差の3位に入り、2戦ぶり3度目の表彰台。

ポールポジションのレミー・ガードナーと4番グリッドのラウール・フェルナンデェスは4位と5位。6番グリッドのチャビ・ビエルゲは今季の最高位となる6位

9番グリッドの小椋藍は12.313秒差の7位。8番グリッドのジョー・ロバーツ、10番グリッドのアロン・カネト、17番グリッドのマルセル・シュロッターがトップ10入り。

29番グリッドの羽田太河は1分02秒980秒差の22位で完走。

10番グリッドからスタートする予定だったジェイク・ディクソンは、ウォームアップ走行で転倒した際に脳震盪を起こしたことから医師の指示により欠場した。

ワールドスタンディングは、ポイントリーダーのガードナーが13ポイントを加算。総合3位のロウズが3ポイント差に接近した。

RESULTS

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