KTMとテック3がパートナーシップを更新

2019年からの3年契約最終年度を迎え、2022年からの5年契約を締結

KTM・レーシングテック3は2日、2018年に初めて締結された2019年から3年間のパートナーシップに関して、2022年から2026年末まで、5年間延長することで合意したことを発表した。

1990年に設立され、今年で最高峰クラス参戦20年目を迎えるフランスのチームは、昨年8月にKTMのホームレースとなった第6戦スティリアGPで初優勝を達成。今季は最高峰クラスだけでなく、軽量級にKTM機を使用して参戦する。

ピット・バイラー(KTMモータースポーツディレクター)
「我々はテック3との間で新たに5年間の契約に関して発表できることを大変誇りに思います。これは我々の長期的な戦略の一環として、非常に重要な戦略的な動きです。既にドルナとの間で参戦に関して5年間の契約を合意しており、テック3との新たに契約を更新することは、基盤と安定性を持たせることにおいて不可欠です。」

「ここ数年間、我々は体制を構築してきました。『レッドブル・ルーキーズ・カップ』、『Moto3™クラス』、『Moto2™クラス』、そして成功を収めたい『MotoGP™クラス』の貴重な4シートに向けて信じられない道を提供します。エルベ・ポンシャラルと彼のテック3は理想的なパートナーであり、1つのチームとして全てのオペレーションを実施します。さらに5年間共にアタックできると言えることは喜び以上です。」

エルベ・ポンシャラル(テック3チームマネージャー)
「KTMとの新たなパートナーシップを発表できることを大変誇りに、大変光栄に思います。『MotoGP™』の歴史上、メーカーとの5年契約を発表する最初のインディペンデントチームとなると思います。これは大変大きな成果であり、我々の関係がどれほど強力であるか、3年間のパートナーシップがどれほど上手く機能しているかが強調されています。」

「最高なことは、これから来ます。我々は同じ価値観、同じ目標を共有し、決して諦めず、レースへの準備に取り組みます。この合意と契約が確認され、2021年シーズンにおいて、さらに仕事に取り組みましょう。当然、2022年に向けて最善の準備を考えます。この組織は勝利に向けて全ての要素が揃っていると信じています。全てのパーツを組み合わせて機能させ、毎戦の勝利を追求することは我々次第です。」

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