フリー走行2:フランチェスコ・バグナイアが今季3度目の初日1番手

トップ15が1秒差に接近。リンス、モルビデリ、クアルタラロ、ビンダーがトップ5、中上7番手

第6戦イタリアGPフリー走行2は28日、ムジェロ・サーキットで行われ、フリー走行1で6番手だったフランチェスコ・バグナイアが19ラップを周回して今季4度目のトップタイムをマーク。第3戦ポルトガルGP、第4戦スペインGPに続き、今季3度目の初日総合1番手に進出した。

気温25度、路面温度46度のドライコンディションの中、フリー走行1で3番手のアレックス・リンスは0.071秒差の2番手に進出すれば、フリー走行1で4番手のジョアン・ミルは0.700秒差の11番手に後退。

ミケーレ・ピロがムジェロでの最高速度を記録
フリー走行1で9番手だったジャック・ミラーは0.541秒差の9番手を維持すれば、フリー走行1で2番手のヨハン・ザルコは、午前のタイムを更新できずに10番手。ホルヘ・マルティンの負傷代役を務めるミケーレ・ピロは14番手だったが、最終ラップに2年前の2019年に樹立された当地のトップスピード(時速356.7キロメートル)を突破する時速357.6キロメートルを記録。

ヤマハ勢の最高位はフランコ・モルビデリ/バレンティーノ・ロッシ21番手
フリー走行1で5番手のフランコ・モルビデリは、トップスピードで22番手の時速339.6キロメートル(時速18キロメートル差)だったが、0.184秒差の3番手。フリー走行1で8番手のファビオ・クアルタラロは0.225秒差の4番手に浮上すれば、今季2度目となる週末最初のセッションで1番手発進を決めたマーベリック・ビニャーレスは、最多21ラップを周回したが、午前のタイムを更新できず、1.048秒差の17番手。フリー走行1で17番手のバレンティーノ・ロッシは20ラップを周回して1.572秒差の21番手。

KTM復調の兆し
フリー走行1で14番手だったブラッド・ビンダーは、0.289秒差の5番手。ムジェロ初挑戦組の最高位に進出すれば、フリー走行1で10番手のミゲール・オリベイラは6番手。オフィシャルテストから厳しい状態が続いていたKTM勢が復調の兆しを示す走りを見せた。

フリー走行1で手術した右前腕の回復具合を獲得したアレイシ・エスパルガロは、13番手から8番手に浮上。

中上貴晶がホンダ勢の最高位
フリー走行1で11番手の中上貴晶は0.446秒差の7番手。ホンダ勢の最高位に進出すれば、フリー走行1で16番手のマルク・マルケスは0.826秒差の12番手。フリー走行1で12番手のポル・エスパルガロは13番手だった。

RESULTS

25%割引で提供する『VideoPass(ビデオパス)』では、第6戦イタリアGPの公式予選と決勝レースを完全網羅の生中継で配信