決勝レース:デニス・フォッジャが地元で今季初優勝

マシア、ロドリゴが表彰台、佐々木4位、アコスタ8位、鈴木10位、鳥羽12位

第6戦イタリアGP決勝レースは30日、アウトードロモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロで行われ、4番グリッドのデニス・フォッジャが14人の優勝争いに競り勝ち、昨年8月の第4戦チェコGP以来17戦ぶりに優勝を挙げ、開幕戦カタールGPから続いていたスペイン勢の連勝を地元で阻止し、総合14位から9位に浮上した。

気温20度、路面温度33度のドライコンディションの中、前戦フランスGP決勝レースの転倒で右手の舟状骨を骨折し手術を受けた5番グリッドのジャウメ・マシアは0.036秒差の2位。開幕戦以来5戦ぶりに表彰台を獲得すれば、ウォームアップ走行で1番手に進出していた3番グリッドのガブリエル・ロドリゴは0.145秒差の3位に入り、2018年6月の第7戦カタルーニャGP以来45戦ぶり2度目の3位を獲得。

10番グリッドの佐々木歩夢は0.240秒差の4位。今季のベストリザルトタイ、4戦連続のトップ5に進出すれば、15番グリッドのダーリン・ビンダーは5位。7番グリッドのロマーノ・フェナティは6位。9番グリッドのジョン・マックフィーは7位。

2番グリッドのペドロ・アコスタは0.745秒差の7位でフィニッシュしたが、最終ラップにトラックリミットを超えたことからポジションを1つ降格するペナルティが科せられて8位。14番グリッドのセルジオ・ガルシアは9位。

ポールポジションの鈴木竜生は0.963秒差の10位。11番グリッドの鳥羽海渡は1.351秒差の12位。8番グリッドのニッコロ・アントネッリは13位。

19番グリッドのチャビエル・アルティガスは、公式予選1の低速走行でダブルロングラップペナルティが科せられたが16位。28番グリッドの松山拓磨は22位。

12番グリッドのデニス・オンジュと16番グリッドのアンドレア・ミニョは、1ラップ目の7コーナーで転倒リタイア。

公式予選2で転倒したジェイソン・デュパスキエが所属するカーエキスパート・プルステルGPとチームメイトの山中琉聖は、決勝レースの出走を見送ることを決断した。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのアコスタが2戦連続して8ポイントを加算。総合7位のマシアが52ポイント差の2位。総合6位の佐々木は54ポイント差の3位に浮上した。

RESULTS

25%割引で提供する『VideoPass(ビデオパス)』では、第6戦イタリアGPの決勝レースをオンデマンドで配信中