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2021-05-31
By motogp.com

「レーシングアクシデントだけど僕の責任」

2連戦の緒戦となったムジェロで2ラップ目に他車と接触し、2戦連続の転倒リタイア

レプソル・ホンダ・チームマルク・マルケスは、第6戦イタリアGPの決勝レースで4列目11番グリッドから2ラップ目の3コーナーでブラッド・ビンダー機と接触して今季7度目の転倒、2戦連続の転倒リタイアを喫した。

「『MotoGP™』にとって非常に厳しい週末となり、将来有望な若いライダーを失ってしまった。この状況は誰にとっても非常に難しい。ジェイソン・デュパスキエの家族と彼に近い人たちに抱擁を送りたい。」

「残念なことに、レースは思っていた以上にかなり早く終わってしまった。周回を重ねる必要があるから、本当に良い状況ではない。ブラッド・ビンダーと接触。これはレーシングアクシデントだったと言うことができるけど、責任の所在を問われるなら、それは僕。後方から来て、2コーナーで抜こうとした。あのシケインで数人が同じような形で転んでいた。イン側を閉じられてしまったけど、幸運なことに僕一人だけが転んだ。転んだときは、ジェイソンのことを思い出した。レース中の接触だったけど、僕の責任。」

「ウォームアップ走行のフィーリングが良かった。レース中には、1ラップ目に守りに入るのではなく、攻めるコンディションにあることが見えた。今週末に一歩前進し、幾つかのことを理解した。幸運なことに来週末にレースがある。ここムジェロで23ラップを走らなかったから、よりフレッシュな状態で臨めるだろう。前進できるのか見てみよう。」

「バルセロナ-カタルーニャ・サーキットに行く。もっと競争ができるだろう。転倒とジェイソンの記憶があるから、今日は話すことが難しい。モーターサイクルにとって、チャンピオンシップにとって悲しい1日となった。競技面の話しをするなら、僕としては悪くなかったけど、モーターサイクルとなれば、悲惨な週末となってしまった。」

「トラックで走ることはリスクがある。多くの場合、それを忘れたい、それを見たくないけど、このようなことが時々起こってしまい、トラックに出る度に危険であることに気づく。頻度は減っているけど、起こってしまう。リスクがある。あのスピードで走ることをあえてするから、世界中でライダーが非常に少ないのだと理解する。激しい打撃を受けるとき、多くのことを考えさせられるというのは事実」と転倒の原因を説明し、困難な日曜だったことを明かした。

「僕の責任」

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