決勝レース:キング・オブ・ザ・リンク、マルク・マルケスが11連勝

オリベイラが3戦連続の表彰台、クアルタラロ3位、中上13位、ロッシ14位

第8戦ドイツGP決勝レース(周回数:30ラップ)は20日、ザクセンリンクで行われ、5番グリッドのマルク・マルケスが決断力と集中力、スムーズな走りで1ラップ目からレースの主導権を握り、2019年11月の最終戦バレンシアGP以来、負傷から復帰後初優勝。当地で参戦がキャンセルされた昨年を除き、最高峰クラスに昇格した2013年から8連勝、軽量級のタイトルを獲得した2010年から11連勝を挙げた。

気温28度、路面温度39度のドライコンディションの中、6番グリッドのミゲール・オリベイラは1.610秒差の2位。第6戦イタリアGPから3戦連続の表彰台を獲得すれば、13番グリッドのブラッド・ビンダーは7.922秒差の4位に入り、今季の最高位を獲得。20番グリッドのイケル・レクオナは15位。19番グリッドのダニロ・ペトルッチは、5ラップ目の1コーナーで今季5度目の転倒、2戦連続3度目のリタイア。

ポイントリーダーのクアルタラロ表彰台
ウォームアップ走行で週末2度目の1番手に進出した2番グリッドのファビオ・クアルタラロは6.772秒差の3位。今季5度目の表彰台を獲得すれば、15番グリッドのバレンティーノ・ロッシは22.300秒差の14位。17番グリッドのフランコ・モルビデリと21番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは18位と19位。

ドゥカティ3台がシングルフィニッシュ
10番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは、3ラップ目に16番手まで後退したが8.591秒差の5位。4番グリッドのジャック・ミラーは6位。ポールポジションのヨハン・ザルコは8位。7番グリッドのホルヘ・マルティンは12位。14番グリッドのルカ・マリーニは15位。18番グリッドのエネア・バスティアニーニは16位で完走。

エスパルガロ兄が6度目のトップ10入り
3番グリッドのアレイシ・エスパルガロは9.371秒差の7位。22番グリッドのロレンソォ・サバドーリは、5ラップ目の10コーナーで週末2度目、今季5度目の転倒で、今季2度目の転倒リタイア。

中上貴晶は2戦連続の13位
8番グリッドのポル・エスパルガロは14.769秒差の10位。9番グリッドの中上貴晶は19.915秒差の13位。12番グリッドのアレックス・マルケスは、5ラップ目の1コーナーで週末2度目、今季10度目の転倒、今季4度目のリタイア。

スズキ勢は9位と11位
16番グリッドのジョアン・ミルは11.625秒差の9位。右手首骨折の復帰戦となった11番グリッドのアレックス・リンスは11位。

チャンピオンシップ
ポイントリーダーのクアルタラロは16ポイントを加算。総合2位のザルコに対して、アドバンテージを14ポイント差から22ポイント差に広げた。

サマーブレイク前の次戦TTアッセンは、TT・サーキット・アッセンで6月25日に初日、27日に決勝レースが行われる。

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