決勝レース:デニス・フォッジャが今季2勝目

ガルシアとフェナティが表彰台、アコスタ4位、鈴木が今季最高位の5位、鳥羽13位

第9戦TTアッセン決勝レース(周回数:22ラップ)は27日、TT・サーキット・アッセンで行われ、プラクティスを通じて単独走行を繰り返していた3番グリッドのデニス・フォッジャが積極的にレースをリードして優勝。第6戦イタリアGPに続き今季2勝目、通算3勝目を挙げ、総合6位から3位に浮上した。

気温23度、路面温度31度のドライコンディションの中、4番グリッドのセルジオ・ガルシアは0.078秒差の2位。2戦ぶり3度目の表彰台を獲得すれば、2番グリッドのロマーノ・フェナティは、3ラップ目と5ラップ目にダブルロングラップペナルティを消化したが、0.207秒差の3位に入り、第4戦スペインGP以来5戦ぶりに表彰台を獲得。

フリー走行3の転倒で背中を強打したことから近郊の病院に入院したが、朝のメディカルコントロールで出走の許可が下った18番グリッドのペドロ・アコスタは1.352秒差の4位。

新型コロナウイルスのPCR検査で陽性反応が検出されたことからウォームアップ走行を欠場したが、再検査で陰性反応が確認され、サーキットへの入場が許可された12番グリッドの鈴木竜生は1.445秒差の5位。今季のベストリザルトを獲得すれば、11番グリッドのジョン・マックフィーは今季の最高位となる6位。

8番グリッドのダーリン・ビンダーは1.338秒差の4番手でゴールしたが、最終ラップの12コーナーでトラックリミットを超え、15コーナーでトラックリミットを超えてオーバーテイクしたことから、ポジションを3つ降格するペナルティが科せられて7位。6番グリッドのガブリエル・ロドリゴ、9番グリッドのチャビエル・アルテガス、ポールポジションのジェリミー・アルコバがトップ10入り。

5番グリッドの鳥羽海渡は、中盤までトップグループ内で走行していたが徐々にペースが落ちで21.057秒差の13位。 

7番グリッドのニッコロ・アントネッリと17番グリッドのアンドレア・ミニョは、10ラップ目の6ラップ目で接触転倒。アントネッリはレースに復帰して14位。ミニョはリタイア。22番グリッドの山中琉聖はロングラップペナルティが影響して17位。

公式予選1の走行が原因でライドスルーペナルティが科せられた10番グリッドのジャウメ・マシアは20位。20番グリッドの國井勇輝は23位。23番グリッドの松山拓磨はロングラップペナルティも消化して25位だった。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのアコスタが13ポイントを加算。総合2位のガルシアは55ポイント差から48ポイント差に接近した。

RESULTS

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