ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームのバレンティーノ・ロッシは、第9戦TTアッセンの決勝レースで4列目12番グリッドから1ラップ目に21番手まで後退。17番手を走行中の8ラップ目7コーナーで今季5度目の転倒を喫し、今季3度目の転倒リタイアで前半戦が終了した。
シーズン3度目の転倒リタイア
「僕たちのペースはそれほど悪くなかったから残念。かなりのポテンシャルがあったから、まともなレースを期待していたけど、不運なことに、スタートに向けて変更したことが悪いスタートとなってしまった。あまり快適でないから、スタートの手段を変えなければいけない。」
「ザクセンリンクのように悪いスタートとなってしまい、大きく後退してしまった。幾つかのオーバーテイクを試みたけど、他車の後方にとどまってしまった。不運にも他車の後ろに位置すると、フロントタイヤに問題が発生してしまい、グリップが少し低下してしまう。バスティアニーニを抜くことができ、プッシュしたけど、不運にも7コーナーでフロントを失ってしまった。データを確認した。あまり良く解らないけど、スライドだけだったのは幸運だった。ハイスピードだったけど、僕は大丈夫。これは重要なこと。」
将来の決断
「今日の結果ではない。常に言ってきたように、今年は難しい。グレートなチャレンジなんだ。しかし、来年に関する決断は結果に大きく依存する。そして、前半戦の結果は期待通りではなかった。より強くなり、より良いポジションを争うことを期待していたから、結果は助けとならない。今はその瞬間ではない。シーズンが始まったときから言ってきたように、来年の決断は来週あたりに決めることになるだろう。決断を下したら、知らせよう。」
マーベリック・ビニャーレスの可能性があるヤマハからの離脱が最終的な決断に影響を及ぼすだろうか?
「来週には何かが変わるようだ。良く分からないけど、もしかしたら予想外の変更かもしれない。しかし、僕にとって、自分の決断は結果に相関していることから、決定に影響しない。他のチームで起こること、ヤマハで起こることは、僕にとって、大したことではない。」
前半戦9戦を終了し、最高位はホームレースとなった第6戦イタリアGPの10位。完走6戦中ポイント圏内でのフィニッシュは4戦。17ポイントを稼ぎ、総合19位で来季の去就を決断するサマーブレイクを迎えることになった。
「リザルトは重要だけど前半戦の成績は悪い」
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