ヤマハがマーベリック・ビニャーレスとの契約終了を発表

2022年末までの2年契約を今シーズン終了時に終了することで相互合意

ヤマハ発動機は28日、ファクトリーチームに所属するマーベリック・ビニャーレスとの間で、2021年と2022年の契約を今シーズン終了時に終了することで相互合意したことを発表した。

リン・ジャービス(ヤマハ・モーター・レーシング・マネージングダイレクター)
「今年末でマーベリックと別れを告げることは大変悲しいことです。我々は一緒に5年目のシーズンを過ごしていますが、ここ数年に渡って、多くの成功と多くの困難を経験しました。我々の関係が最も困難な週末となったドイツGP後、アッセンで重要な話し合いを持ち、将来において、別々の道を進むことが両当事者の利益になるだろうという結論に至りました。ヤマハは、これまで通りに、マーベリックを全面的に支援し、今シーズンを可能な限り最高の形で終了するために最大限の努力を尽くします。」

マーベリック・ビニャーレス
「この5年間のパートナーシップは、僕にとって非常に大切であり、別々の道を歩むことは難しい決断だった。僕たちは素晴らしい成果と困難な時期を一緒に経験したけど、根底にある感情は相互の尊重と感謝。僕は完全にコミットメントしている。残りのシーズンの間にベストリザルトを獲得するために努力する。」

ヤマハとビニャーレスは、2016年5月19日に2017年からの参戦に関して2年契約を締結。2018年1月25日に2019年からの参戦に関して契約を2年更新すると、2020年1月28日には、契約期間を2022年末まで延長していたが、今回の相互合意により、パートナーシップを2021年末で終了することになった。

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