決勝レース:ラウール・フェルナンデェスが今季4勝目

小椋が中量級で初表彰台となる2位獲得。ガードナー7位、ベツェッキ10位

第11戦オーストリアGP決勝レースは15日、レッドブルリンクで行われ、2番グリッドのラウール・フェルナンデェスが今季4勝目を挙げた。

気温30度、路面温度39度のドライコンディションの中、3番グリッドの小椋藍は0.845秒差の2位。第2戦ドーハGPと前戦スティリアGPの自己最高位5位を上回り、日本人ライダーとして2010年に始まった『Moto2™クラス』で富沢祥也、高橋裕紀、中上貴晶、長島哲太に続く5人目の表彰台を獲得。

ウォームアップ走行で1番手に進出した4番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは2.747秒差の3位。3戦連続の3位表彰台を獲得すれば、ポールポジションのサム・ロウズは4位。

7番グリッドのソムキャット・チャントラは、前戦で獲得した自己最高位8位を上回る5位に進出。8番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティは5位でフィニッシュしたが、最終ラップにトラックリミットを超えたことからポジションを1つ後退するペナルティが科せられて2戦連続の6位。

5番グリッドのレミー・ガードナーは1ラップ目に10番手まで後退し、今季のワーストリザルトとなる13.657秒差の7位。6番グリッドのアロン・カネトは8位。10番グリッドのトーマス・ルティは今季の最高位となる9位。

前戦で今季初優勝を挙げた16番グリッドのマルコ・ベツェッキは19.588秒差の10位。15番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは12位。

30番グリッドの羽田太河は46.490秒差の21位。

29番グリッドのロレンソォ・バルダッサーリは、ウォームアップ走行後、第8戦ドイツGPで骨折した左手の激痛とパワー不足を訴えて、メディカルセンターで検査を受けた結果、不適切と判断され欠場。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのガードナーが9ポイントを加算。総合2位のフェルナンデスは35ポイント差から19ポイント差にギャップを詰めた。

RESULTS

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