ジェイク・ディクソンが最高峰クラスに初挑戦

ホームのイギリスGPにフランコ・モルビデリの負傷代替として最高峰クラス初参戦

ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームは20日、第5戦フランスGPで負傷した左膝を手術し、リハビリと治療に専念するフランコ・モルビデリの代替として、シルバーストンで開催される次戦イギリスGPに中量級で起用する25歳のイギリス人ライダー、ジェイク・ディクソンの起用を発表。初日のフリー走行1でヤマハのプロトタイプマシン『YZR-M1』を初試乗する。

ジェイク・ディクソン
「『MotoGP™クラス』に到着するというのは生涯の目標だったから、今年1戦に出走できる機会を得るということは、それも常に望んでいたヤマハ機の『YZR-M1』でホームとなることから本当に特別なことだ。」

「非常に難しいだろう。しかし、ビックバイクに乗りたくてたまらない。違うバイクだけど、とてもエキサイティングだ!眠ることができなかった。夢の実現だ。チームのために最善を尽くす。そのために全力を尽くそう。この機会を提供してくれた彼らに感謝したい。僕を信じてくれたヤマハにも感謝したい。」

「目標はない。楽しみたいだけ。可能な限り経験を積むこと。フランコが一刻も早く回復し、トラックに戻って来ることを願う。」

ラズラン・ラズリー(チーム代表)
「これはジェイクが『YZR-M1』で何ができるかを示し、ポテンシャルを探求する唯一の機会となります。結果に関しては、特に目標を設定しません。フランコがリハビリを続けている間、ホームグランプリを経験する機会となります。」

「これは1回限りの機会であり、ファミリーの1人のライダーに『MotoGPバイク』を走らせる機会を提供したかったです。彼のホームグランプリであり、トラックを熟知しています。イギリスのファンにとって、プレミアクラスにもう1人のイギリス人ライダーが参戦することは素晴らしいことです。この2戦に貢献してくれたカルに感謝します。来週末のベストを願います。」

後半戦2戦の第10戦スティリアGPと第11戦オーストリアGPに起用したヤマハのテストライダー、カル・クラッチローはファクトリーチーム、モンスターエナジー・ヤマハから第12戦イギリスGPに参戦。ジェイク・ディクソンの後任は近日中に発表される。

 

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