ペドロ・アコスタのプロフィール

年間6勝目を挙げ、新人として90年のロリス・カピロッシ以来となるチャンピオンに輝く

2004年5月25日生まれ(2021年開幕時の年齢は16歳)。出身地は、スペイン・ムルシア州の港町マサロン。漁師の息子として育ちながら、9歳時に地方の大会で優勝を挙げ、2年後にサーキット・リカルド・トルモが主催するプロモーションカップ『クナ・デ・カンペオネス』や『スペイン選手権』で際立つ成績を収め、13歳の時にはスイス・インベーティブ・インベストールから『Moto3™ジュニア世界選手権』の3戦に参戦したが、経済的な問題から継続参戦できず、トレーニングに専念。10月にスペイン国内で開催された『レッドブル・ルーキーズ・カップ』の選考会に合格し、2019年から参戦を開始。1年目に3勝を挙げて総合2位、2年目にはオープニングレースから5連勝を達成して第14代目のチャンピオンに輝く。

2019年は、フンダション・アンドレアス・ペレス77に所属し『Moto3™ジュニア世界選手権』にレギュラー参戦すると、1年目は総合16位だったが、2年目には4勝を挙げて総合3位に進出。

2020年9月、カーエキスパート・プルステルGPとの間で2021年からの2年契約に合意したが、10月に『レッドブル・ルーキーズ・カップ』王者としてレッドブル・KTM・アジョから参戦することを決断。

デビュー戦となった開幕戦カタールGPで2位。第2戦ドーハGPでは低速走行が原因でピットレーンからスタートするペナルティが科せられたが、軽量級の歴史上11番目、『Moto3™クラス』で4番目の早さで優勝(16歳304日)。同時に『Moto3™クラス』で史上最年少の2番手の早さでポイントリーダーに浮上。

第3戦ポルトガルGPでは、2011年のマーベリック・ビニャーレス以来となる2連勝。史上最年少優勝の2番手(16歳328日)を記録。

第4戦スペインGPでは、1999年にマルコ・メランドリ(17歳29日)が樹立した史上最年少の3連勝を更新(16歳342日)。第10戦スティリアGPでは、ルーキーとして1989年のアレックス・クリビーレ以来となる年間5勝目を達成。

マッチポイント2戦目となった第17戦アルガルヴェGPでは、年間6勝目を挙げ、新人としては1990年のカピロッシ以来となるチャンピオンに輝き、史上最年少2番目(17歳166日)の早さでタイトルを獲得した。

レギュラー参戦2年目となる2022年は、所属先のレッドブル・KTM・アジョから昇格する形で『Moto2™クラス』に参戦する。

 

19.99ユーロで提供する『VideoPass(ビデオパス)』では、アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで開催される第17戦アルガルヴェGPの全動画をオンデマンで配信
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