アプリリアは、プレミアクラス第三期の参戦12年目となった2026年シーズンの初戦、開幕戦タイGPのグランプリレースでマルコ・ベッツェッキが優勝、ラウール・フェルナンデェスが3位表彰台、ホルヘ・マルティン4位、小椋藍5位に進出。アプリリア機『RS-GP26』を駆ける4人が史上初めてトップ5に進出。
開幕戦を終え、チャンピオンシップのライダー部門は、マルコ・ベッツェッキが総合2位、ラウール・フェルナンデェス総合3位、ホルヘ・マルティン総合4位、小椋藍総合5位。コンストラクター部門は総合1位。チーム部門はアプリリア・レーシングが総合2位、トラックハウス・チームが総合3位に進出。まさに、チャンピオンシップの主役に躍り出た。
1994年から2000年の第一期、2002年から2004年の第二期、そして2015年から第三期の参戦を始め、初めて開幕戦で優勝。昨年11月の第21戦ポルトガルGPから初めての3連勝を達成し、通算8勝目に到達。さらに、昨年11月の最終戦バレンシアGPから2戦連続4度目のダブルポディウムを達成。
ポールポジションからティソ・スプリントで転倒を喫しながら、グランプリレースでアプリリア最多勝となる4勝目を挙げたマルコ・ベッツェッキと3番グリッドから連続3位を獲得したラウール・フェルナンデェスは、プレミアクラスでのベストスタートを切り、1週間前に走行を始めたにもかかわらず、5番グリッドから5位と4位に進出したホルヘ・マルティンは復調していることを証明。
8番グリッドからデビュー戦の1年前を再現するように4位と5位でチェッカーフラッグを受けた小椋藍はオフィシャルテストから存在感を発揮。
KTMのペドロ・アコスタと共に、1年前のグランプリレースでトップ4を独占したドゥカティの連続表彰台記録(2021年9月の第13戦アラゴンGPから)と連続トップ5入り(2020年11月の第14戦バレンシアGPから)を阻止した。
マッシモ・リボラ(アプリリア・レーシング/最高経営責任者)
「欧州ではオーバーシーズよりも良い成績を収められることを期待したい。4人全員が、それぞれのやり方で素晴らしい結果を残しました。マルコは圧倒的な強さを見せ、ホルヘは3週間前までは自転車のペダルを踏んでいただけでした。ラウールは肩に問題を抱えていて、アイはポジションを大幅に挽回しました。」
「倒すべきライダーはマルク・マルケスです。ペドロ・アコスタはどのレースでも存在感を示すでしょう。マルコは非常に賢いライダーです。スプリントでのミスの後、彼自身が既に自分にかけているプレッシャー以上に、我々がプレッシャーをかける必要はありません。ペースを見れば、唯一前を走るのはマルコだけでしたから。」
「4台のアプリリアは完全に同一です。我々は彼らにとってより快適なものだけを供給するだけです。良いことは、導入する全ての要素が機能しているということ。」
「ドゥカティが苦戦しているとは思いません。アプリリアがブリーラムで何か特別なことをしただけです。マルコの圧倒的な強さは異例に思えるかもしれませんが、確信していることが1つあります。それはノアーレの努力です。」
「ライダーたちの才能と決意が、これからも輝き続けることは間違いありませんが、これはまだ初戦に過ぎません。ライバルたちはただ傍観しているわけではありません。マルコは依然として候補ですが、アプリリアもそこにします。」
ダビデ・ブリビオ(トラックハウス・チーム/チームプリンシパル)
「タイで素晴らしい週末を過ごしました。大変嬉しいです。スプリントではラウールと共に表彰台を獲得し、レースでも再び表彰台を獲得しました。アイはスプリントで4位、レースで5位。チーム全体として素晴らしい結果となりました。」
「ガレージのスタッフ全員、そしてアメリカでサポートしてくれたトラックハウスのスタッフ全員、ジャスティン・マークス、そして現場のスタッフ全員に感謝します。このような結果でシーズンをスタートできて、大変嬉しいです。」
「ラウールは昨日と今日、素晴らしいレースをし、見事なマネジメントだったと言わざるを得ません。残念ながら終盤にはタイヤが大きく摩耗してしまい、ポジションを守ることはできませんでしたが、表彰台を獲得するには十分でした。」
「アイは非常に力強いフィニッシュを見せてくれました。レースの半分を管理し、その後追い越しを始め、11位から素晴らしいラップタイムで5位まで挽回しました。予選8位からのスタートで僅かに順位を落としただけだと思いますが、そうでなければもっと良い結果を残せたはずです。」
「全体的にチームとして素晴らしい結果です。ライダー部門で総合3位5位、チーム部門で総合3位。これを維持しましょう。」
総合2位マルコ・ベッツェッキ、総合3位ラウール・フェルナンデェス、総合4位ホルヘ・マルティン、総合5位小椋藍は、3月20日から22日にゴイアニア・インターナショナル・レーストラック・アイルトン・セナで開催される第2戦ブラジルGPに挑戦。総合力を駆使し、1989年以来37年ぶりに開催されるトラックでポイントリーダーのペドロ・アコスタ、昨年トリプルクラウンを達成したドゥカティ勢に挑戦する。