最終戦バレンシアGPの初日、毎年恒例となったプレミアクラスに参戦するファクトリーの代表者たちによるプレスカンファレンスは、サーキット・リカルド・トルモのプレスカンファレンスルームで開催され、ヤマハ・モーター・レーシング・マネージング・ダイレクターのリン・ジャービスは、今季テストライダーとして起用するカル・クラッチローを来季も継続することを明かした。
「来年はさらに多くのテストを実施します。これはカンパニーからの明確なコミットメントであり、日本と欧州の多くのことを一緒に使用するハイブリッドオペレーションを引き続き実行します。カルは決定的に継続します。調印を交わしていませんが条件面で合意しており、カルは将来も我々と一緒に活動します。全てに決定しています」と説明。
テストライダー1年目のクラッチローは、3月にロサイル・インターナショナル・サーキットで開催されたシェイクダウンテストから活動を始め、後半戦開始の第10戦スティリアGPから第13戦アラゴンGPまで代替を務めると、2019年型と2021年型の『YZR-M1』に乗り込んで4戦連続完走。シーズン中には、テストサーキットに指名したヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトとモーターランド・アラゴンでプライベートテストを実施していた。
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