『MotoE™ワールドカップ』~エクトル・ガルソが古巣に復帰

中量級復帰を視野に19年に所属したテック3から電動自動二輪のワンメイクカップに参戦

FIM Enel MotoE™ World Cup(MotoE™ワールドカップ)』に参戦する『Tech3 E-Racing』は2日、開催1年目の2019年に起用して総合4位に進出したエクトル・ガルソを来季2022年シーズンに起用することを発表した。

23歳のスペイン人ライダーは、2017年にテック3のオリジナルマシンを駆けて初参戦した『Moto2™欧州選手権』で頭角を現し、同年7月の第9戦ドイツGP、2018年5月の第4戦スペインGPから3戦連続して、『Tech3 Racing』から負傷代役として参戦。2年間のパフォーマンスが評価され、『MotoE™ワールドカップ』に参戦する機会が与えられると3度の表彰台を獲得して総合4位に進出。

2019年11月、ホルヘ・ロレンソの引退、アレックス・マルケスの最高峰クラス昇格、アウグスト・フェルナンデェスの移籍に関連して、『Flexbox HP 40』から中量級に昇格。1年目の第14戦バレンシアGPで表彰台を獲得したが、2年目は成績が伸びず、来季のシートを失っていた。

来季開催4年目を迎える『MotoE™ワールドカップ』は、『Pons Racing』が10月25日にチャンピオンのジョルディ・トーレスと総合7位マッティア・カサデイ、『LCR E-Team』は11月17日に総合4位エリック・グラナドと総合8位ミケール・ポンス、『GRESINI MotoE Team』は11月24日にマッテオ・フェラーリの起用を発表していた。

 

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