アプリリアがセパンでプライベートテスト

コンセッションの優遇措置を利用し、シェイクダウンテストとオフィシャルテストの間にテストを実施

アプリリア・レーシングは3日、シェイクダウンテストが開催されたセパン・インターナショナル・サーキットでプライベートテストを実施。シェイクダウンテストで総合1番手に進出したマーベリック・ビニャーレスとテストライダーのロレンソォ・サバドーリが10時から14時までテストプログラムを実行した。

テクニカルディレクターのロマーノ・アルベシアーノは、「建物を2メートル離れたところに移動するようなもの。大幅な変更ではありませんが、全てを移動する必要があります」と2022年型の開発を説明。

新車はエアインテーク、フロントフェアリング、ウィングの形状が異なり、シャーシはより狭くなり、エキゾーストはアクラポビッチからSCプロジェクトに変更。エンジンも改善され、シェイクダウンテストの2日目から2日間で94ラップを周回したビニャーレスは、2022年型で43ラップを周回すれば、サバドーリは2021年型と2022年型の比較テストを継続して52ラップを周回した。

シェイクダウンテスト最終日からテストを開始したアレイシ・エスパルガロにもテストの機会が提供されたが、5日から2日間のオフィシャルテストに向けて、体力の回復を望んだことから走行を見送った。

コンセッションの優遇措置を受けるアプリリアは、グランプリ開催地でレギュラーライダーとテストライダーがプライベートテストを実施することが可能。優遇措置を受けない他の5メーカーは、事前に指定した3つのグランプリサーキットでテストライダーがテストタイヤ規制の範囲内でプライベートテストを実施できる。

Maverick Viñales, Aprilia Racing, Sepang MotoGP Shakedown Test
Maverick Viñales, Aprilia Racing, Sepang MotoGP Shakedown Test

 

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