プレミアクラスは、1997年以来となるインドネシアGPの開催に向け、ロンボク島に建設された新設サーキット、マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで11日から3日間のオフィシャルテストを開催。
今年最初、プレシーズン2度目のオフィシャルテストを終え、マレーシアのクアラルンプールから移動してきた12チーム、24名のレギュラーライダーたちは全長4310メートル、右コーナー11、左コーナー6のレイアウトにトライ。5週間後の3月18日から20日に開催されるシーズン2戦目に向けて準備に取り組む。
過去、初開催のサーキットで素早い適応力を誇示し、圧倒的な強さを見せたのは、マルク・マルケス。2013年のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(左回り)、2014年のテルマス・デ・リオ・オンド(右回り)、2018年のチャーン・インターナショナル・サーキット(右回り)で優勝。優勝を逃したのは、欠場した2020年のアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ(右回り)。2010年のモーターランド・アラゴンではポールポジションを獲得したが、スタート直後の1コーナーで転倒。
その2010年に優勝を挙げたのは、ポル・エスパルガロ(125ccクラス)。2013年のサーキット・オブ・ジ・アメリカズではアレックス・リンス(Moto3™クラス)、2018年のチャーン・インターナショナル・サーキットではフランチェスコ・バグナイア(Moto2™クラス)とファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Moto3™クラス)、2020年のアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェでは、KTM勢のミゲール・オリベイラ(MotoGP™クラス)、レミー・ガードナー(Moto2™クラス)、ラウール・フェルナンデェス(Moto3™クラス)が優勝を挙げていた。
セパン・インターナショナル・サーキットで開催された2日間のオフィシャルテストでは、2日目、最終日の午後に雨が降ったことから、予定していたテストプログラムを終了できなかったライダーたちが多く、ロングランを実行したのは、シェイクダウンテストから参加したアプリリアの両雄、アレイシ・エスパルガロとマーベリック・ビニャーレス、ホンダ機を駆けるポル・エスパルガロとアレックス・マルケスの4人。今回も天候に依存するが、シーズンのオープニングレースを視野に入れ、最終日にタイムアタックとロングラン、またはレースシミュレーションを実施する可能性が高い。
ライブタイミング
テスト時間は、現地時間の09時00分から17時00分、日本時間の10時00分から18時00分まで。セッション終了後には、15分間のスタート練習時間が設けられ、オフィシャルウェブでは、リアルタイムで『ライブタイミング』を配信。
アフター・ザ・フラッグ
セッション終了の30分前、日本時間の17時30分から『アフター・ザ・フラッグ』を初日から3日間連続して生中継配信。国際中継班によるテスト分析、ライダーインタビュー、トラックアクションを提供する。
タイムスケジュール(日本との時差2時間)
2月11日:09時00分~17時00分
2月12日:09時00分~17時00分
2月13日:09時00分~17時00分