プルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットのジェネラルマネージャーのサイモン・ガルディニは、オフィシャルテスト終了直後から始まった17コーナーから5コーナー出口までの路面再舗装工事と他の工事、そして、ロンボク島の熱狂を語り、インドネシア政府の支援を受け、25年ぶりとなるグランプリ開催の準備が整ったことを説明した。
「それは正気の沙汰ではない仕事でした。この種の如何なるイベントは激しさを増加させます。先週、最初となる訪問者の波が押し寄せ、『MotoGP™』に必要な全てのインフラが動き出しました。」
「第二波が来て、次々のその波が来ています。さらに大きく動き出す前に、自分たちができることを最大限に実行できるようにするには、それよりも先に進むことです。特に新設のサーキットでは、『あそこにテレビカメラを設置したい』というような要望があるからです。」
「そのために、『MotoGP™』に付属する巨大なチームやこのような巨大なイベントを構成する全ての企業やスポンサーのために対応し、準備を進めることが非常に多いことから、承知していることを常に把握していれば、ものごとの進展を検討する時間を与えてくれます。その意味において、明らかに我々が実行した再舗装工事は、スケジュールとリソースのレベルを大幅に変更しましたが、今週末の開催を受け入れる準備を整えるために、全ての計画を変更することはありませんでした。」
「真実は、大変上手く行ったということです。我々が得た結果は、信じられないほどの短期間で得られることができる最高の結果を達成したということです。そうだと本当に確信しています。実験室並びに物理的な試験、表面の目視検査は、このような短期間で実行できる最高の結果でした。通常はイベントの3~4か月前、はるかに長い時間を費やして、このような表面を得られることができることから、我々は、この短期間での工事の後に、最初にバイクがトラックに飛び出すところを待っています。」
「そうは言っても、先週再舗装が終了したとき、建設に関しては全てが正しかったです。レベルはチェック済みで、全てのテストはオーケーでした。当然、ここは暑いことから、可能な限り舗装を冷やしました。アスファルトへの影響を最小限に抑えるために、必要な作業を行い、全ての人たちを再舗装した現場から遠ざけるように努めました。」
「そして、最後の瞬間に到達したら、表面を準備するために、カスを取り除くために、最大で2500PSIという非常に高圧な水を噴射する専用の表面処理機、『トラックジェット』と呼ばれる機械を使用しました。テストエリアで試験を実施し、『MotoGP™バイク』のグリップに関する結果を得るために、最終的な正しいセッティングです。その機械を毎晩、稼働させました。機械は1時間あたり600メートルしか動きません。舗装工事の距離は1.6キロメートル。約12回の走行を実施する必要があることから、ある程度の時間を費やしました。」
「その後に、舗装の専門家がグリップをテストしました。未処理の表面と比較して、グリップレベルを約80%向上させました。実際、現時点では、再舗装していないところよりもグリップがあると思われることから、良い状況にあると感じています。神経質になっていませんが、もちろん、全てがどのように進行し、2つの表面がどのように連携するのかを確認したいです。」
「我々は最善を尽くしました。再舗装に対処する必要があっただけでなく、トラックを清掃するために様々な特殊の機械を投入し、残りの2.6キロメートルを準備するために最良の手段で様々な試験を実施し、新しいアスファルトが浮かばず、見栄えを悪くしたくないことから、舗装の専門家は多くの時間を費やしました。」
「しかし、我々は可能な限りの全てのことを実施しました。自信があります。可能な限り最高のものにするために、これ以上の準備はできなかったと言うことができます。素晴らしいサーキットです。誰もが、サーキットについて、『MotoGP™レース』にどれほど良いかについて、悪い言葉を聞いたことがないと思います。ロンボク島とマンダリカを見ると、それは最も美しい場所だと思います。」
「10コーナーにはサーキットを360度見渡せる丘があり、僅か数週間で3つの巨大なコーポレートヴィラを建設しました。素晴らしい場所です。」
「喧騒はクレイジーです。『MotoGP™』のようなイベントは特定の場所に多くのことをもたらします。これは『MotoGP™』を招致する最良の例の1つです。地元の人々は誰もが大変興奮しています。昨夜はかなり遅くにサーキットを後にし、食事の場所を探しましたが、どこも関係者たちがいっぱいでした。通常、レストランは1週間に2晩ほど開きますが、今週は毎晩開店し、どの店も満席です。まだイベントは開催されていません。信じられないことです。今は誰もが『MotoGP™』以外のことを話題にしません。」
「政府は大変熱心に工事を進めました。今では美しい造園、樹木、ある種の遊歩道に沿って、モータースポーツ関連の彫刻が施された素晴らしいサーキットの入り口を備えた新しい車道があります。本当に信じがたいことです。数週間前にテストのために訪れた関係者と会話をするとき、彼らはその変化を信じることができませんでした。これは大変ポジティブなことです」と再舗装工事を完了させ、初開催に向けて準備が整ったことを自信を持て説明した。