マルク・マルケス、複視が再発

前回同様に保守的な治療を実施。来週検査を受け、進展を評価し推定回復時期を予測

レプソル・ホンダ・チームは22日、第2戦インドネシアGPのウォームアップ走行で週末4度目、今季5度目の転倒による頭部外傷が原因で決勝レースをキャンセルしたマルク・マルケスがインドネシアからスペインに帰国する途中に、視界に不快感を覚え始めたことから、21日にバルセロナに到着し、ベルナト・サンチェス・ダルマウ医師の下を直接訪れて検査を受けた結果、複視の再発が確認されたことを発表。

23日には、今年から活動の拠点に置くマドリード市内の病院を訪れ、脳を検査するMRI(磁気共鳴画像)などを使用した精密検査を受け、他の怪我がないことを確認した。

ベルナト・サンチェス・ダルマウ
「インドネシアGPで発生した外傷性脳損傷の後、マルク・マルケスに対して月曜に実施した神経眼科学的評価は、第4右神経の麻痺の再発によって引き起こされた複視の新しいエピソードを示しています。2021年11月の負傷で再発したものです。」

「この検査の後、定期的な医学的検査による保守的な治療に従うことが決定されました。来週、マルク・マルケスは怪我の進展を評価し、レースに復帰するための推定回復時期を予測できるようにするために、新たな検査を受けます。」

マルク・マルケスは所属チームからの発表があった後、ソーシャルメディアを更新。「デジャヴ(既視感)を経験しているようだ。スペインに戻っている途中に、視覚の不快感を覚え始めたから、サンチェス・ダルマウ医師を訪れることを決め、複視の新たなエピソードがあることを確認した。」

「幸いなことに、昨年の怪我ほど深刻ではないけど、今は休んで、怪我がどのように回復するのかを待つとき。いつものように、君たちのサポートに感謝!」

 

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