『Moto2™クラス』プレビュー~カネト&ロウズがヴィエッティに挑む

初優勝を挙げたソムキアット・チャントラ、2戦連続6位の小椋藍がテルマスで優勝、表彰台を狙う

第3戦アルゼンチンGPは、今週末にテルマス・デ・リオ・オンドで開催。決勝レースは3日現地時間13時20分、日本時間01時20分にスタート。開幕戦カタールGPで初優勝、第2戦インドネシアGPで2位表彰台を獲得したチェレスティーノ・ヴィエッティが軽量級に参戦した3年前の2019年にレース経験がある当地で、ライバルたちとのアドバンテージ拡大を目指す。

エクスクルーシブエンジンサプライヤーとして、トライアンフが『765cc』エンジンの供給を始めた2019年に当地でのレース経験があるのは、前戦でキャリア初優勝を挙げた総合4位ソムキアット・チャントラ、総合3位サム・ロウズ、総合8位ジョー・ロバーツ、総合9位ホルヘ・ナバーロ、総合14位マルセル・シュロッター、総合15位ジェイク・ディクソン、総合17位ボ・ベンスナイダー、総合21位シモーネ・コルシの8人。経験値を活かして、ポイントリーダーに挑戦する。

総合2位アロン・カネト、総合6位小椋藍、総合7位トニー・アルボリーノは、軽量級に参戦した3年前に走行経験があれば、総合5位アウグスト・フェルナンデェス、総合10位ペドロ・アコスタ、総合11位キャメロン・ボビエ、総合12位フェルミン・アルデグエル、総合16位ジェリミー・アルコバらは当地初訪問。どれだけ素早く順応するのかに注目が集まる。

緒戦で転倒リタイア、2戦目の公式予選2で転倒した際に右手首を骨折したバーリー・バルトゥスは3戦目の参戦に向けて、リハビリを継続中。

アルゼンチンGP過去のリザルト
2019年
優勝: ロレンソォ・バルダッサーリ(カレックス)
2位: レミー・ガードナー(カレックス)
3位: アレックス・マルケス(カレックス)
2018年
優勝: マッティア・パシーニ(カレックス)
2位: チャビ・ビエルゲ(カレックス)
3位: ミゲール・オリベイラ(KTM)
2017年
優勝: フランコ・モルビデリ(カレックス)
2位: ミゲール・オリベイラ(KTM)
3位: トーマス・ルティ(カレックス)
2016年
優勝: ヨハン・ザルコ(カレックス)
2位: サム・ロウズ(カレックス)
3位: ジョナス・フォルガー(カレックス)
2015年
優勝: ヨハン・ザルコ(カレックス)
2位: アレックス・リンス(カレックス)
3位: サム・ロウズ(スピードアップ)
2014年
優勝: ティト・ラバット(カレックス)
2位: チャビエル・シモン(スッター)
3位: ルイス・サロン(カレックス)

第3戦アルゼンチンGPタイムスケジュール
4月1日(金)
09時55分(21時55分): フリー走行1(40分間)
14時10分(02時10分): フリー走行2(40分間)
4月2日(土)
09時55分(21時55分): フリー走行3(40分間)
13時30分(01時30分): 公式予選1(15分間)
13時55分(01時55分): 公式予選2(15分間)
4月3日(日)
10時20分(22時20分): ウォームアップ走行(10分間)
13時20分(01時20分): 決勝レース(23ラップ)

 

最先端の多視点観戦、マルチスクリーンを提供する『VideoPass(ビデオパス)』では、第3戦アルゼンチンGPの3クラス全セッションを完全網羅の生中継で配信。時差で生中継を見逃しても、オンデマンドを利用すれば、いつでも、どこでも、観たいときの視聴が可能