国際モーターサイクリズム連盟、欧州モーターサイクリズム連盟、『Finetwork FIM JuniorGP™（ジュニアＧＰ）』は４日、２０２２年シーズンの３クラス、『Finetwork FIM JuniorGP™ World Championship（ジュニアＧＰ™世界選手権）』、『Moto2™ European Championship（Moto2™欧州選手権）』、『Hawkers European Talent Cup（ヨーロピアン・タレント・カップ）』のエントリーリストを発表。
『Finetwork FIM JuniorGP™ World Championship』
バイクは250ccまでの４ストロークエンジンを搭載した『Moto3™マシン』、タイヤはダンロップ。１８ヶ国（スペイン、フランス、イタリア、イギリス、ドイツ、オランダ、スイス、オーストリア、ハンガリー、カナダ、コロンビア、アルゼンチン、ウルグアイ、オーストラリア、マレーシア、インドネシア、タイ、日本）から３８人が年間エントリー。最多は地元スペインの９人。最低年齢は１５歳、最長年齢は２４歳（２０２３年から最低年齢が１６歳、最長年齢が２５歳に引き上げられる）。
『Moto3™クラス』の登竜門的なカテゴリーには、昨年度総合５位ダビデ・サルバドール（スペイン）、総合７位ダビド・アロンソ（コロンビア）、総合８位ホセ・アントニオ・ルエダ（スペイン）、総合１０位アズマン・シャリフディン（マレーシア）、総合１３位ダニエル・ムニョス（スペイン）、総合２４位タチャコーン・ブアジー（タイ）らが継続参戦。
『ブリティッシュ・タレント・カップ』王者ケーシー・オゴーマン（イギリス）、『イデミツ・アジア・タレント・カップ』総合２位ダニエル・シャーリル（マレーシア）と総合１７位ファディラー・アディタマ（インドネシア）、『ヨーロピアン・タレント・カップ』から総合２位アドリアン・クルセス（スペイン）、総合３位チャビエル・スルトゥサ（スペイン）、総合５位アルバロ・カルペ（スペイン）が昇格。
日本からは昨年『ヨーロピアン・タレント・カップ』に参戦した内海孝太郎（うちうみこうたろう）と『イデミツ・アジア・タレント・カップ』総合６位濱田寛太（はまだけんた）が初参戦。
『Moto2™ European Championship』
エンジンはトライアンフ製『765HM2』またはホンダ製『CBR600RR』。タイヤはダンロップ。１５ヶ国（スペイン、ポルトガル、フランス、アンドラ、イギリス、イタリア、ドイツ、オランダ、チェコ、ポーランド、ルーマニア、ブルガリア、オーストラリア、フィリピン、アメリカ）から３６人が年間エントリー（１５人がストック）。最多はスペインの９人。最低年齢は１５歳、最長年齢は５０歳（２０２３年から最低年齢が１６歳に引き上げられる）。
タイトル争いの中心は昨年度総合２位アロンソ・ロペス（スペイン）、総合３位ルーカス・トゥロビッチ（ドイツ）、総合４位チェビエル・カルデルス（アンドラ）。『FIM Enel MotoE™ World Cup（MotoE™ワールドカップ）』にもエントリーするエクトル・ガルソ（スペイン）とミケール・ポンス（スペイン）が２０１９年以来の参戦。トンマーゾ・マルコン（イタリア）が３年ぶりに復帰。
『Hawkers European Talent Cup』
バイクはホンダ『NSF250』、タイヤはブリヂストンを使用するワンメイクカップ。２１ヶ国（スペイン、ポルトガル、フランス、イタリア、ドイツ、オーストリア、オランダ、ベルギー、イギリス、アイルランド、フィンランド、ギリシャ、ポーランド、スロベニア、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、カタール、インド、マレーシア、アメリカ）から３８人が年間エントリー。最多はスペインの１７人。最低年齢は１３歳、最長年齢は１９歳（２０２３年から最低年齢が１４歳、最長年齢が１９歳に引き上げられる）。
５代目王者マキシモ・マルティン（スペイン）と総合４位ブリアン・ウリアルテ（スペイン）が継続参戦。