『Moto2™クラス』プレビュー~ヴィエッティ、地元で堅守できるか

小椋藍、アロン・カネト、トニー・アルボリーノ、アウグスト・フェルナンデェスら総合1位に挑戦

第8戦イタリアGPは今週末、ムジェロ・サーキットことアウトードロモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロで開催。前戦フランスGPで18番グリッドから8位まで挽回して8ポイントを加算したポイントリーダーのチェレスティーノ・ヴィエッティが中量級1年目の昨年26番グリッドから46秒差の16位だった当地で接近してきたライバルたちとのアドバンテージ拡大を目指す。

前戦7番グリッドから5位に進出した総合2位小椋藍は、昨年当地初挑戦で12番グリッドから6位。ポイントリーダーとの16ポイント差をさらに詰めに行く。

小椋と共にヴィエッティに挑戦するのは、2戦連続2位を獲得した総合3位アロン・カネト、今季初優勝を挙げた総合5位アウグスト・フェルナンデェス、今季3度目の表彰台を獲得した総合7位ソムキアット・チャントラ、予選での速さが際立つ総合12位ジェイク・ディクソン、7戦目でポールポジションを獲得した総合17位ペドロ・アコスタ

転倒リタイアを喫した総合4位トニー・アルボリーノは、38ポイント差から1戦で逆転が可能なギャップまで詰めたいところ。

2009年と2017年に当地で優勝を挙げたマッティア・パシーニが代役に指名された2020年9月の第8戦エミリア・ロマーニャGP以来、ワイルドカードとして参戦。キャリア通算240戦目を迎える。

決勝レースは5月29日12時20分、日本時間19時20分にスタート。

過去5年間のリザルト
2021年
優勝: レミー・ガードナー(カレックス)
2位: ラウール・フェルナンデェス(カレックス)
3位: マルコ・ベツェッキ(カレックス)
2019年
優勝: アレックス・マルケス(カレックス)
2位: ルカ・マリーニ(カレックス)
3位: トーマス・ルティ(カレックス)
2018年
優勝: ミゲール・オリベイラ(KTM)
2位: ロレンソォ・バルダッサーリ(カレックス)
3位: ジョアン・ミル(カレックス)
2017年
優勝: マッティア・パシーニ(カレックス)
2位: トーマス・ルティ(カレックス)
3位: アレックス・マルケス(カレックス)

タイムスケジュール
5月27日(金)
10時55分(17時55分): フリー走行1(40分間)
15時10分(22時10分): フリー走行2(40分間)
5月28日(土)
10時55分(17時55分): フリー走行3(40分間)
15時10分(22時10分): 公式予選1(15分間)
15時35分(22時35分): 公式予選2(15分間)
5月29日(日)
09時20分(16時20分): ウォームアップ走行(10分間)
12時20分(19時20分): 決勝レース(21ラップ)

 

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